赤い鯨と白い蛇
06/11/25(土)
岩波ホールにて公開
五世代の女性たちが見つめるそれぞれの未来
TV黎明期から演出家として活躍したせんぼんよしこ監督が、73歳にして映画監督デビューを飾った女性たちのドラマ。古いわらぶき屋根の民家に偶然集まった、世代の異なる女性5人の会話を通して、それぞれの人生の秘密や過去が浮き彫りになる。登場人物はほぼ5人だけ。主演の香川京子ら、芸達者な女優たちの演技合戦が楽しめる作品に仕上がった。
雨見保江は孫娘の明美と共に、かつて疎開していた古い家を訪れる。そこには家の持ち主・光江と小学生の娘が失踪した夫を待ちながら暮していた。さらに詐欺師・美土里も現れ、やがてそれぞれが背負う人生が明らかになる。
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