ミュシャ館 公式作品集出版記念展 ミュシャと挿絵の仕事~STORY~物語の世界
20/3/5(木)~20/7/5(日)
堺市立文化館堺アルフォンス・ミュシャ館
華やかなポスターや装飾パネルが有名なミュシャだが、実は女優サラ・ベルナールに見いだされて有名になる前は挿絵画家として活動していた。しかし画業初期から晩年まで挿絵の仕事を続けていたことはあまり知られていない。初期の傑作としてあげられる書籍『白い象の伝説』の挿絵は繊細で精緻な描写に特徴を見ることができる。同館では下絵を多数所蔵しており、それらを一堂に展示する。ミュシャはデザイナーとして人気となってからも変わらず表紙や挿絵を手掛け、『トリポリの姫君イルゼ』では彼の円熟した装飾デザインが全ページにわたって施されている。
本展では、ミュシャがライフワーク的に手掛けていた初期から晩年までの本の表紙や挿絵を通して物語の世界とミュシャの新たな一面を紹介する。
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