第2回・コレクション展 「コレクションの肉づけ」
21/6/10(木)~21/8/1(日)
宇都宮美術館
清水 登之 《パリ郊外 ムードンの丘》 1920年代後半
1997年3月23日に開館した宇都宮美術館では、それ以前の開設準備室時代から今日に至るまで、「生活と美術」「地域と美術」「環境と美術」を三本柱とする収集方針に則り、幅広い領域の作品を収蔵してきた。2021年4月1日現在の収蔵作品総数は6,829点に及び、主に20世紀以降の美術とデザインに焦点を当てた特徴的なコレクションが形成されている。
第2回・コレクション展は、これまでの収集・保管、調査・研究の活動成果となる収蔵品を、収集方針の体系に沿って偏りなく紹介することにした。そして、領域を超えるテーマ、造形・社会史上の出来事などが作品を結び、コレクションの構築と理解の「肉づけ」になることを示す。また、グラフィック・デザインでは、1964年に開催された「オリンピック東京大会」を特集する。