Bug report 盛 圭太
20/1/12(日)~20/3/15(日)
rin art association
この度、rin art association 2F.3Fでは、初の個展となる盛 圭太「Bug report」を開催する。 盛は 2004 年に多摩美術大学卒業と同時に渡仏し、以来 16 年パリを中心にキャリアを積んできた。2020年にはパリ市拡張計画「グラン・パリ」における初の国際的芸術文化拠点事業「FIMINCO 財団レジデンシープログラム」にも抜擢されるなど著しい活躍を続けている。
本展では、代表作の糸を使ったドローイングシリーズ「Bug report」の新作のほかに、初期モダニズム建築を接写したプリント上に、糸のドローインを施したシリーズ「Template」を共に発表し、盛圭太のドローイングを包括する展覧会となる。
盛はドローイングの線となる糸について『衣類を家に例えるとすれば、糸はその建材の目を果たす』と示唆する。それ故に彼のドローイングには建築的もしくは空間的なイメージが現れるのかもしれない。本展のために、現地制作されるウォールドローイングは、下書きという『仮設」のない作画によって、イメージの『仮説』が構築されることとなるだろう。
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