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JO1、ハイブランドとのコラボで引き出される色気 時代を率先し、“美”を発信する姿勢

リアルサウンド

21/2/16(火) 6:00

 昨年12月、「イヴ・サンローラン・ボーテ」がJO1とパートナーシップを締結し、オフィシャルビューティパートナーに起用することを発表。2021年から1年間、JO1のステージやプライベートで使用するビューティ製品をサポートするだけでなく、新製品のプロモーションモデルとしての起用や、イベントの登壇などさまざまな取り組みを予定している。 新製品発表会において、川尻蓮が「ダンスや歌と同様に衣装やヘアメイクも合わせて僕達JO1のパフォーマンスだと思う」とコメントしていたように、JO1は歌やダンスだけでなく、個々の美意識も高いグループだ。美意識が高いからこそハイブランドに起用されるのだろうし、コラボすることでより一層、11人の魅力があらわになる。そこで今回は、ハイブランドとのコラボにより引き出される、JO1の色気について追求していきたい。

  昨年2月には「ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋」のオープニングイベントにゲストとして参加。まだデビュー前だったにも関わらず、全身ヴィトンに身を包み、堂々とパフォーマンスを披露する姿はJAM(ファンの総称)だけでなく業界関係者の目にも止まった。実際この頃から筆者の周りでも、「JO1っていう何やらすごいグループがデビューするらしい!」と、徐々に話題に上るようになっていったように思う。以降、2ndシングル『STARGAZER』での衣装協力や、2021年春夏メンズコレクションのランウェイショーには木全翔也、金城碧海、佐藤景瑚、鶴房汐恩が参加している。また、今年の3月27日に発売される雑誌『commons&sense man ISSUE30』では、JO1を起用した「ルイ・ヴィトン」のFASHION STORYを掲載予定。発売に先駆け、各メンバーのティザーがYouTubeにアップされているのだが(豆原一成、與那城奨はこれから)、メンバーの個性を生かしたスタイリングとサングラス姿で、まるでトップモデルかのような貫禄を見せつけている。しかし、動画最後の自己アピールでは「顔はチワワ、体はグリズリー、チワズリーこと鶴房汐恩です!」「川西拓実です。なんでもできます!」など、いつも通りの姿が垣間見られ、なんだか少し安心してしまう。

Af_168 JO1 SHION TSURUBO
Af_154 JO1 TAKUMI KAWANISHI

 また、オフィシャルビューティパートナーを務めるイヴ・サンローラン・ボーテの日本公式SNSやデジタルマガジン『VOGUE GIRL』にて、「イヴ・サンローラン・ボーテ」のルージュを纏った姿を披露。メイクをすることは、セクシャリティに囚われることなくすべての人々のニュースタンダードであることを見事に表現した。記事内で河野純喜は「男性ももっと塗ったほうがいい」と話し、豆原は「今後、僕らが少しずつ新しいカルチャーを広げていく役割を担えたらいいですね」とコメント。白岩瑠姫は「ライブのときは、自信が持てるから絶対に深いボルドー系のリップを塗るようにしてるんです」と、普段からリップメイクを取り入れていることを明かしている。

 リーダーの與那城が「僕たちの姿を見て素直にかっこいいって思ってもらえたり興味を持ってもらうことがまず先決。その先に、たくさんの人々にメイクの魅力が広がってくれたらうれしい」と話っていたが、性別関係なく、彼らの姿を見てメイクに興味を持つ方も多いのではないだろうか。「“美”は性別関係なく存在する」。そんな新時代の常識がもっと広まっていけば良い。今後もJO1には、時代を率先し、“美”を発信し続ける役割を担ってほしいと思う。  

■紺野真利子
エンタメ系ライター。JO1やジャニーズグループのインタビュー記事を中心に、雑誌『CHEER』『週刊TVガイド』などで執筆。
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