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ジャニーズJr.原嘉孝『両国花錦闘士』初日を迎え、「やっと皆さんにお届けできる」

ぴあ

『両国花錦闘士』 撮影:田中亜紀

ジャニーズJr.の原嘉孝が12月5日、東京・明治座で行われた主演舞台『両国花錦闘士』(作・演出:青木豪)の公開ゲネプロ及び取材会に出席。紆余曲折を経て、たどり着いた公演初日に「ただでさえコロナで大変な時期に、無事にこの日を迎え、やっと皆さんにお届けできるのは、とても幸せ。いろいろありましたけど、無事に千秋楽まで一致団結して走り抜けたい」と決意を新たにしていた。

明治座、東宝、ヴィレッヂの同齢男性プロデューサー3名が立ち上げた“三銃士企画”の第一弾として、岡野玲子の同名相撲コミックを初めて舞台化。架空の1980年代後半から90年代初頭のバブル期を舞台に、原演じるソップ(やせ)型の美形力士・昇龍と、彼を取り巻く個性的な面々が、土俵の内外でドタバタを繰り広げる。

明治座の“座長”就任に、当初は「すばらしいことなんですが、僕でいいのかなと…」と不安もよぎったが、「座長であっても、そうでなくても、やれることに変わりはなく、役に一生懸命向き合う姿勢だけは貫きたかった。今は不安なく、この場に堂々と立っていられればいいと思う」と約1ヶ月に及んだ稽古の成果に胸を張る。力士役を務めるため「今年の2月からトレーニングして、体重は7~8キロ増えた」といい、配役変更後も筋トレに励んだが「プロデューサーさんに(鍛えすぎは)やめてくれと。鍛えあげた肉体を見せたい欲が出てしまった(笑)」と役作りを振り返った。

2020年を漢字一文字で表すと「知るの“知”です」。「コロナで大変な世の中になり、それまで当たり前だった舞台に立てるありがたみを知った。何より、多くの皆さんに支えられながら、ここに立てることを改めて知ったので、それが自分にはプラスでした」としみじみ語った。

取材会には原をはじめ、昇龍のライバル・雪乃童役で共演する大鶴佐助、相撲雑誌記者・淳子を演じる大原櫻子、おかみさん役の紺野美沙子、物語をかき乱す芸能プロ社長を好演するりょうが駆けつけ、原の“座長ぶり”を絶賛。大鶴は「役に対するまっすぐな姿勢に影響を受けた。それこそが座長のあるべき姿」だと敬意を示し、2度目の共演となる大原は「原ちゃんは、すごく勤勉で真面目、そして人に優しい。泣き虫なところだけは(座長として)大丈夫かなと思いましたが(笑)、尊敬しています」と話していた。

また、紺野は「稽古場で原さんがいつ脱ぐのか、それが楽しみで楽しみで(笑)。実際のお姿は想像以上でした」とその肉体美にほれぼれ。りょうは稽古中、食事制限する原にお弁当を作ってあげたというが、原が「えっーと、何でしたっけ? 角煮とか?」と記憶があやふやな様子を見せると、「もう二度と作らない(笑)」と苦笑いだった。

『両国花錦闘士』
<東京公演>
公演期間 / 会場:12月5日(土)~23日(水) / 明治座
チケット発売中
お問合せ:明治座チケットセンター / 03-3666-6666(10:00~17:00)

<大阪公演>
公演期間 / 会場:2021年1月5日(火)~13日(水) / 新歌舞伎座
チケット発売日:2020年12月5日(土) 10:00~
お問合せ:新歌舞伎座テレホン予約センター / 06-7730-2222(10:00~18:00)

<福岡公演>
公演期間 / 会場:2021年1月17日(日)~28日(木) / 博多座
チケット発売日:2020年12月5日(土) 10:00~
お問合せ:博多座電話予約センター / 092-263-5555

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