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ONE N’ ONLYが語る、ユニット結成の苦労と7人の可能性「このメンバーだから乗り越えられた」

リアルサウンド

18/11/21(水) 18:00

 超特急やDISH//ら人気ボーイズグループを輩出している男性俳優/アーティスト集団「EBiDAN」(恵比寿学園男子部)。なかでも人気急上昇中のEBiSSH(TETTA、REI、NAOYA、KOHKI)と、さとり少年団(EIKU、KENSHIN、HAYATO)の2グループが、合同プロジェクト“ONE N’ ONLY(ワンエンオンリー)”を発表したのが、今年4月のこと。YouTubeの公式チャンネルに「I’M SWAG」のMVが公開されるやいなや100万回再生を突破し、アジアを中心に世界からもコメントが寄せられるなど、大きな注目を集めている。

 10月には東名阪のZeppツアーを完走。11月21日に満を持して1stシングル『I’M SWAG』をリリースするONE N’ ONLYにインタビューを行った。ファン想いの彼らが抱いた苦労、そして7人が見る新たな夢とは?(佐藤結衣) 【※記事最後にサイン入りチェキプレゼントあり】

7人の新たな可能性が見えたZeppツアー 

ーーまずは初のZeppツアー、お疲れ様でした。EBiSSH、さとり少年団、そしてONE N’ ONLYの3マンライブとなったボリューム満点なツアーでしたが、いかがでしたか?

REI:そうですね。Zeppツアーということで規模も大きく、東名阪を7人で回れたというのが、すごく嬉しかったですね。これまでEBiSSHとさとり少年団での2マンライブはありましたが、こうしてちゃんと7人組という形でライブができたことは大きな経験になりました。やっぱりZeppは大きくて景色が違いました。そのぶん緊張もあったんですけど、一人ひとりがちゃんとお客さんにONE N’ ONLYとして、いいものを届けられるようにという自覚はあったので、いいライブになったと思います。

ーーKENSHINさんは、MCで「手がぶつからない!」と、大きなステージを楽しんでいらっしゃいましたね。

KENSHIN:はい(笑)。Zeppは、大きかったです! 僕らのツアーで初めてこんな大きな会場で、やらせていただいて、のびのびとできて楽しかったですね。たくさんの人に見ていただいて、みんなすごく盛り上がってくれて。達成感がありました。

ーーTETTAさんは、「奥がある!」と話して、皆さんにツッコまれていましたけれども。

全員:アハハハ。

REI:言ってた!

TETTA:すげー、こんな奥まであるんだーって、感動しちゃって。

KOHKI:「奥がある」って、どこにでも奥はあるよ、って(笑)。

TETTA:でも、それくらい興奮したんです。デビュー前にも関わらず、こんな大きな会場でできるってことがすごく嬉しくて。歌いながら“俺、本当この職業やっててよかったな”って。“もっと大きなところにいきたいな”って、心の底から感じたツアーになりました。あと、客席から登場という演出も、初めて今回自分たちのライブでできたことが思い出深いです。

KOHKI:ライブのあとの特典会でも、ファンの方から「ダンスうまくなったね」って言ってもらえたのも嬉しかったですね。EBiSSHだけじゃなくて、さとり少年団のパフォーマンスも見て、いいものを得られているんだなって感じました。7人で振りを合わせるときは、HAYATOが中心になってやってるんですけど、やっぱり教え方がうまいだけあるなって。

NAOYA:ん? なんか上からだな!

KOHKI:ハハハ。ちがうじゃん、これは言葉のアレじゃん。言葉のアヤじゃん! 

TETTA:図に乗っちゃったな、お前な(笑) 。

全員:アハハハ。

KOHKI:でも本当に、成長を感じられたというか、そういう意味でも7人で立ててよかったなって思いました。

このメンバーだから乗り越えられた苦労 

ーーNAOYAさんは、ライブの最後の挨拶で「結構キツい場面があった」と話していましたけど、実際にグループを掛け持ってのライブは大変だったんでしょうか。

NAOYA:今回のZeppツアーのタイトルが『ONE N’ ONLY 〜EBiSSH×SBC〜 Zepp Tour 2018』で。ONE N’ ONLYがメインだってなると、「I’M SWAG」だけってわけにはいかなくて。そこから急ピッチで新しい曲の振り入れが始まったんです。曲を覚えるだけなら大丈夫なんですけど、それと並行してリリースイベントやEBiSSHのツアーも重なって。夏は今までの活動の中では一番忙しかったですね。

ーーそこからどうやって仕上げていったんですか?

NAOYA:やっぱりHAYATOが中心的にダンスを引っ張ってくれたので。そのおかげで助かってる部分がありました。振りを覚えた先のクオリティとか、力の入れどころとか、ブラッシュアップしていく部分で、HAYATOがすごくリードしてくれて。それでライブで披露できるパフォーマンスの形まで持っていけたっていう感じでしたね。

ーーHAYATOさんは、EBiSSHのみなさんの苦労を感じ取っていたんでしょうか?

HAYATO:そうですね。やっぱりずっとEBiSSHは、さとり少年団にとって一番近い存在で一番近いライバルとして見てたのですが、「I’M SWAG」のデモ曲を聞いたとき、すごいかっこいいなって思ったし、ポジティブな気持ちになれた。7人でのパフォーマンスを想像したら、3人よりも色々できると思ったので。

EIKU:さとり少年団では僕だけのワンボーカルなんですけど、EBiSSHはツインボーカルだから。一緒に歌えるって思えたら、ワクワクして。ただデモを聞いたときには、ふだん歌ってる曲よりもキーが高くて“歌えるかな”って不安もありましたけど。ふたりがいるからって思い切り歌ってみようって挑戦できたんだと思います。

HAYATO:でも実際始まってみると、やっぱり想像以上に大変で。さとり少年団も並行してイベントとかも出ながらの振り入れだったんですけど、やっぱりEBiSSHの方が本当にいろんなものと重なってて。きっと自分たちのライブリハとかも惜しんでやってたと思うので。振り入れの段階だと、正直“これ揃えるの無理だろ”くらいの感じでしたね。“やっぱり一緒にやるのって難しいな”とか、思いながら振り入れしてたんですけど。でも、まずは、みんなで揃えることを頑張りました。

ーー出来としては、どうですか?

HAYATO:本番の様子を録画した動画を見たんですけど、やっぱり“まだここが”という部分は正直ありました。でも本当に、この時間がない中で、見せられるくらいにはなれたので、ホッとしています。そこは、やっぱり7人でちゃんとひとつになれたんじゃないかなと思いました。僕としてはむしろNAOYAくんにも支えてもらった印象で。自分が引っ張ったというより、みんなでやった結果って感じです。仲がよかったからここまでこれたって思います。

NAOYA:それが大きいですね。みんないたから、このメンバーだから乗り越えられた。ここを踏ん張れば、もっと強くなれるんじゃないかって思えたし。実際にZeppに立って、ツアーを終えてみて、新しい可能性が見えたというか。ONE N’ ONLYで掴んだものを、EBiSSH、さとり少年団に、それぞれに生かしていければいいなとも思えるようになりました。今はもう、これからが楽しみだなっていう期待というかワクワク感がいっぱいです。

EIKU:僕もONE N’ ONLYとして合体することができたからこそ仲も深まって、7人のチームワークもできてきたかなとは思いますね。本当、毎日リハーサルが6時間とか7時間とか、そんな毎日だったので。精神的にもちょっときた部分はあったんですけど、でも来てくれるお客さんが、どれだけ幸せになってくれるかを意識したら、頑張れた部分もありましたし、どのステージも楽しめたというか。しっかりお客さんに伝えられたって達成感があります。最後の名古屋の公演では「完走お疲れ様」って、スケッチブックに書いてくれてる方がいて、特典会でも「お疲れ様」って言われたので、こうやって応援してくれてる人がいるって本当に幸せなことだなって改めて思いました。

“EBiSSH×さとり少年団”の化学反応 

ーーボーカルのREIさんとTETTAさんは、ONE N’ ONLYとしてEIKUさんと一緒に歌ってみていかがでした?

REI:EIKUは発音がすごく綺麗なんですよね。ダンスをしながらでも安定した、歌い方をしてるのがわかりましたし、表現力という面では本当に勉強になりました。レコーディング中でもやっぱり曲に対する姿勢じゃないですけど、すごく真摯なのが歌いながらでも伝わってきたので。そのあたりは、いい影響を受けました。

TETTA:そうですね。自分の歌い方っていうか、自分なりの見せ方っていうのがわかってるなと思いました。例えば、楽曲を渡されたときに、この曲はこういうふうに歌うんだという思いを強く持って、レコーディングに臨んでいるんですよ。そこが、見ていて刺激になりましたね。

ーーと、言われましたが?

EIKU:(NAOYAがそっと耳打ちをして)そうですね、その通りですね。よく見てくれてると思います。

TETTA:腹話術! 腹話術!

REI:あー、今褒めたところ全部カットで!

全員:アハハハ。

ーーEIKUさんは、REIさん、TETTAさんと歌ってみていかがでしたか?

EIKU:やっぱり僕とは違って高い声だったりとか、音域が広いので。自分も負けてられないっていう意識はありました。パート分けも、その人に合ってる声を選ぶので、そこも意識しましたし。REIくんの大人っぽい歌い方だったりとか、TETTAくんはセクシーな……ちょっとエロっぽい歌を歌うので(笑)。やっぱりそこも僕も色々取り入れて、自分のものにできたらいいなって思いました。

ーーHAYATOさんは、先ほど大人数のほうがダンスのフォーメーションも幅が広がると感じたと話していましたが、実際にステージで踊ってみていかがでしたか?

HAYATO:やっぱり3人、4人に比べて、7人って一気にいろんなことができるようになるんですよ。表現の幅が広がって、お客さんにも驚いてもらえるようなパフォーマンスができる。本当にやってて、楽しかったですし、人数多いっていいなって改めて思いました。

NAOYA:そうですね。やっぱり人数増えたことによって見せ方が増えましたし、揃えたときの迫力も出せるって思いました。いつかは1曲の中でストーリー仕立てになってる振りとかにも挑戦したくなりました。

未来のステージにアイデアが止まらない 

ーーZeppツアーを通じて、いつかこんなことをしてみたい、というイメージは膨らみましたか?

NAOYA:もっと追求していけば、歌詞と連動した面白い振りができると思うし、ステージももっと大きく使えると思うんですよね。もう、いつ誰がどこから出てくるかわからない、みたいなのがいいんですよ。

KOHKI:7人いるからさ、息切れしちゃうハードな曲でも、めっちゃ3人に踊らせて、4人は休んで、みたいなのはできそうだよね?

TETTA:休みたいんか!(笑)。

TETTA:俺はね、将来的に大きなステージになったらなんですけど、振りも一切なしで、もうお客さんの席に花道作って、それでみんな散って……。

NAOYA:あー、トロッコとか使って?

TETTA:そう! 空、飛んで〜みたいな。それぐらいのエンターテインメントをやりたい。

NAOYA:あとは、HAYATOに振りを作ってもらいたいなっていうのはある。HAYATOの作った振りがすごい好きなので。

HAYATO:え、なんかすごいうれしいっすね(照)。アイデアは無限に出てきますよ!

NAOYA:この子にはこういう振りが合うとか、こういうストーリーでいこうとかメンバー同士が一番わかると思うんです。今の僕たちの曲って、「キャー!」で終わる系が多いので、終わった後に「えー!?」みたいな、圧巻されるような振りがやりたいなと思ってて。あと、「I’M SWAG」の〈Look〉っていう決め台詞が、今はTETTAだけなので、そこを全員でやるサプライズとかも仕掛けていきたい。

TETTA:え、全員で〈Look〉するの……? 〈Everything’s Changing〉のEIKUがフフッて笑うところと、「I’M SWAG」の〈Look〉を交換するならいいかな……交換条件なら。誰かのパートの交換条件なら!

KOHKI:EIKUだから多分「キャー!」ってなるんだよ。

TETTA:俺だって、俺だから〈Look〉で「キャー!」なんだよ。

EIKU:フフッ。

NAOYA:わかった。じゃ、TETTAが1人で〈Look〉 してるときに、後ろで6人も〈Look〉ってやるのは? そしたら、絶対いつもより「キャー!」ってなるじゃん。で、TETTAがめっちゃニヤけるの見たい(笑)。

TETTA:もしやったらさ、ずっと黙ってて! 俺、勘違いしたままでいたいから!

「I’M SWAG」ではエロカッコいい大人の男に 

ーーでは、改めて11月21日にリリースされる「I’M SWAG」の魅力について教えてください。

KENSHIN:さとり少年団はちょっと学生っぽさみたいなのがあったり、夏は短パン履いたりして、若さを出していく感じの衣装で少年って感じなんですけど。ONE N’ ONLYではスーツも着ますし。スーツを着てると、ダンディに踊りたくなるというか。表情ひとつ取っても、イケてる男性って感じをイメージしてて。さとり少年団のときはちょっと笑顔が多めなので、可愛いって感じを意識してるんですけど。ONE N’ ONLYはめざせ“エロカッコいい”。

HAYATO:でも、やっぱりスーツを着てる時は大人だなって思う。そういう色気とかもちょっと出していきたいなというのは思ってますね。

NAOYA:スーツだとボタンの止め方とかでも個性が出るので。KOHKIとか第4ボタンぐらいまであけてて(笑)。

全員:アハハハ。

KOHKI:見えちゃう! 見えちゃう!

ーー歌い方も、何か変わったりするんですか?

REI:そうですね。やっぱりEDMで結構前に出る曲、攻撃的な曲が多いので。力強く歌う意識はボーカルそれぞれで考えていると思ってます。あとやっぱりレンジが広い曲が多いので、上と下の音域の表現の仕方は、曲によって変わってきたりはしますね。はい。

NAOYA:なに、その「はい」って(笑)。

REI:区切りがあるでしょ。わかりやすいじゃん。“あ、ここまでREIくんが話してたな”って。編集しやすいでしょ?

KOHKI:さすがだなー。

NAOYA:編集しやすくて、逆にカットされたりして(笑)。

KOHKI:「はい」だけ、残ってたりして。

全員:アハハ。

ーーみなさんは、刺激を受けている憧れのアーティストはいらっしゃるんですか?

NAOYA:僕は絶対兄だからだろって言われると思うんですけど、本当に個人的に超特急が好きで、憧れてます。EBiDAN THE LIVEでも一緒になるときには、やっぱりトップを引っ張ってくれているので、刺激にもなるなと思っていて。ダンスも揃ってるし、メンバーも仲良いし、とにかくライブが面白いなというのもあって。それを見て僕もライブを面白くするのは大事だなっていうのがあったので。音楽もいろんなジャンルを聞くんですけど、でも1番近くに刺激をもらえる人がいるのが、僕はみんなに「いいだろ」って言いたいですね。

REI:俺ですか? 俺に言ったんですか?

NAOYA:さっきの「はい」って言えよー(笑)。

REI:はい(笑)。僕は、R&Bをよく聞いていて、アッシャーとかニーヨとか、ジャスティン・ティンバーレイクとか好きですね。はい。

ーーありがとうございます(笑)。では、最後にファンの皆さんにメッセージを。

NAOYA:じゃあ、うちのTETTAが。

TETTA:わかりました。(咳払い)あ、あー。えー、僕たちの新しいアーティスト写真というのを見た時に、多分近寄りがたいってなると思うんですよ。カッコいいって思ってくれる人もいると思うんですけど、怖そうだなとか。目力強そうだったりするから。でも、ライブに行ったらそんなことないので。ライブ行って、MC見て、こういう面白い人たちなんだなっていうふうになって。で、パフォーマンスやると、カッコいいって思われるような人なので……マカンコウサッポウとか、いろいろ、あの、その、一発芸とかもしてくれるので……。

EIKU:全然まとまってないから、ちょっと、誰か(笑)。

NAOYA:もー、HAYATOが要約しちゃって!

HAYATO:まだまだ僕たち、これからだと思うので。MVの再生回数とかもそうですけど、みなさんが注目してくださっている期待にも応えられるように、もっともっと実力もつけて、しっかりパフォーマンスできるように頑張るので、ぜひこれからも応援してほしいです。

TETTA:ま。という感じでね!

EIKU:自分が言ったみたいに(笑)。

全員:アハハハ。

(取材・文=佐藤結衣/写真=林直幸)

■リリース情報
『I’M SWAG』
発売:2018年11月21日(水)
【TYPE-A】¥926+税
1 I’M SWAG
2 Sexy Beach Party Yes!!
【TYPE-B】¥926+税
1 I’M SWAG
2 What About This?
【TYPE-C】¥926+税
1 I’M SWAG
2 Everything’s Changing

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