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「梅切らぬバカ」塚地武雅がリアリティを追求、「まっすぐに演じました」

ナタリー

「梅切らぬバカ」

和島香太郎の監督作「梅切らぬバカ」より、塚地武雅(ドランクドラゴン)のコメントが到着した。

本作は、自閉症の息子・忠男と暮らす山田珠子を主人公に、揺るぎない親子の絆と他者との触れ合いを描いた人間ドラマ。珠子役の加賀まりこが54年ぶりに映画主演を務め、塚地が忠男に扮した。

塚地は「今までも演技の仕事はさせていただいていましたが、コメディリリーフだったり、ジャンルも人情コメディなど、お笑い芸人であることが生かせる役が多かったので、僕にできるのかと思いました」とオファーを受けたときの心境を振り返る。演じるにあたってはリアリティを追求するためにグループホームを訪れ、自閉症を抱える人の生活を観察して、家族や世話をしている人々の言葉に耳を傾けたという。「そうする中で自分の中に忠さん像が見えてきて、それをまっすぐに演じました。感情に忠実だったり、規則的な習慣がある、母の教えを守るといった部分などは、どこか幼児のようで、そのまま大人になったようなふうにも解釈して演じました」と語った。

なお塚地が訪問したグループホームの代表は「撮影当初は、入居者の方はそういう動き方はしませんなど、アドバイスをしていたのですが、後半はもう何も言うことがないぐらい完璧に役になりきっていました」と塚地の演技を絶賛している。

「梅切らぬバカ」は11月12日より東京・シネスイッチ銀座ほか全国でロードショー。

(c)2021「梅切らぬバカ」フィルムプロジェクト

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