Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

東出昌大と松重豊、瀬々敬久によるドラマ「悪党」で初共演「身長も体型もほぼ同じ」

ナタリー

19/2/14(木) 5:00

「連続ドラマW 悪党~加害者追跡調査~」より、左から松重豊演じる木暮正人、東出昌大演じる佐伯修一。

「連続ドラマW 悪党~加害者追跡調査~」にて東出昌大と松重豊が初共演し、瀬々敬久が監督を務めることがわかった。

薬丸岳の小説「悪党」を実写ドラマ化した本作は、幼いころに姉を殺された元刑事の探偵・佐伯修一を主人公とするサスペンス。ある夫婦から、息子を殺すも少年院を出て社会復帰している加害者の男を追跡調査してほしいという依頼を受けた佐伯は、探偵事務所の所長・木暮正人の命令で調査を開始する。調べていくうちに、対象の男・坂上はさらなる犯罪に手を染めていることが発覚。「坂上を許すべきか否か、その判断材料を見つけてほしい」と夫婦から追加で依頼された佐伯は、坂上と接触する。

東出が佐伯役、松重が木暮役で出演。また、新川優愛が佐伯と惹かれ合うキャバクラ嬢・はるかに扮する。東出は「菊とギロチン」に続き2度目となる瀬々とのタッグを「楽しみで仕方ありませんでした」と語り、松重との共演について「他の現場で『松重さんとどっちがデカい?』と聞かれる事が多かったので、実際にお会いして、身長も体型もほぼ同じな事に驚きました」とコメント。松重も「東出さんと共演させていただくのは初めてですが、同じくらいの身長ですし背の大きな方とご一緒できるのは気持ちが楽です(笑)」と身長について述べ、「瀬々さんがどう料理されるのか、きっと見応えのある骨太な作品に仕上がると思っていますので、心して見てください」とアピールした。

「連続ドラマW 悪党~加害者追跡調査~」は5月よりWOWOWプライムにて放送される。

連続ドラマW 悪党~加害者追跡調査~

WOWOWプライム 2019年5月放送スタート
※全6話。第1話のみ無料放送

東出昌大 コメント

オファーを受けたときの印象

「菊とギロチン」に続き2作目となる瀬々監督とのお仕事が、楽しみで仕方ありませんでした。

最初に脚本を読んだ際の感想

薬丸さんの原作小説から既に、映像作品を観ているかのような鮮烈な印象を受けましたが、脚本は原作の魅力を凝縮しつつ、原作にはない描写や、生き生きとした台詞が足されていたので、より魅力的に演じることが出来ればと思います。

初共演の松重について

他の現場で「松重さんとどっちがデカい?」と聞かれる事が多かったので、実際にお会いして、身長も体型もほぼ同じな事に驚きました。
先輩の背中は格好よく、優しさと柔らかさのあるお芝居なので、ご一緒できてとても安心感があります。これからの撮影で、憧れは抱きつつ、一緒に良いお芝居が出来ればと思います。

視聴者へのメッセージ

「64-ロクヨン-前編/後編」「友罪」を撮った瀬々監督で、犯罪にまつわる作品に携われることは、心強くもあり、また、プレッシャーもあります。しかし、このコメントを最後にプレッシャーの事はすっかり忘れて、新しい境地に皆で辿り着けるように、突き進みたいと思います。

松重豊 コメント

オファーを受けた時の印象

瀬々監督と一緒にやれることは何よりも喜びでしたので、久しぶりにオファーをいただいて嬉しかったです。
また、薬丸さんも以前、ご一緒させていただいたことがありますが、冷酷な事件の中にも温かい人物のまなざしは本作にも生きていますし、好きな原作ですので参加できて嬉しく思います。

最初に脚本を読んだ際の感想

救いようのない部分もある中で、どうやって救済されるのか、憎しみの連鎖やそれぞれのやるせない感情の行き場がどこに辿り着くのかを想像させられました。お客さんにどういう気持ちで見ていただけるかというのを考えながら演じて、事件と向き合ってみたいと思います。

初共演の東出について

東出さんと共演させていただくのは初めてですが、同じくらいの身長ですし背の大きな方とご一緒できるのは気持ちが楽です(笑)。共演は探偵事務所でのシーンが中心になるかと思いますが、とても楽しみにしています。

視聴者へのメッセージ

WOWOWのドラマは硬派な原作を硬質な作品としてお届けできる唯一のコンテンツと思います。瀬々さんがどう料理されるのか、きっと見応えのある骨太な作品に仕上がると思っていますので、心して見てください。

瀬々敬久 コメント

常日頃は地縁や血縁の言わば世間で生きていた人間が、一旦犯罪に関わってしまうと、社会的人間に変わってしまう。
加害者も被害者も禍々しい体験を経て、テレビのニュースや新聞の報道で人目に晒され、<普通の人>だった人々が<社会的人間>へと変貌してしまうのだ。
一方で犯罪は、そこに関わる人々の日常では決して見ることが出来ない生々しい感情まで表出させてしまう。
これまで犯罪を映像化するに於いて自分が惹かれて来た理由はそこらにある気がする。
でも「悪党」はそんなもんじゃない。そんなところも超えている。
もしそういうところまで描けるなら描いてみたい。
テレビドラマというジャンルの中で、試みてみたい。

新着エッセイ

新着クリエイター人生

水先案内

アプリで読む