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三代目JSB 岩田剛典、変わらぬ故郷・名古屋への愛 少年時代に培った精神力を活かして果たす使命

リアルサウンド

21/1/23(土) 12:50

 三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの岩田剛典が、1月22日放送の『アナザースカイII』(日本テレビ系)に出演した。訪れたのは、岩田が生まれ育った愛知・名古屋。「もう名古屋を離れて僕20年経つのに名古屋愛というか、すごく親しい思いで応援してくださってる方が、こんなにもたくさんいらっしゃるんだなっていうのは感激でしたね。まだまだ走り続けないとなっていうのはすごく感じましたし」。恩師や幼馴染との再会に、岩田は胸を熱くする。

 その幼馴染が、I Don’t Like Mondays.のYU。3歳くらいからの幼馴染であり、2人は20年ぶりに共に通った塾があったマンションを立ち寄る。卒業文集にYUが書いたのは「医者」、岩田の夢は「発明家」だった。5歳の頃の写真を見てYUは「両親同士が仲良くて、経営者みたいなところが同じだったからよく会ってて、よく家にも遊びに来てて庭でパーティーしてた。で、俺らは子供部屋で遊んでた」と家庭環境を回想する。

 2人が一緒に仕事をするのはこの『アナザースカイII』が初めてのこと。岩田は「何か(仕事を一緒に)できたら良いねって思う」と口にしているが、岩田が主演を務める映画『名も無き世界のエンドロール』の公開を記念したYUとの対談がすでに行われており、2人は学生時代の時のように再び距離を縮め始めている。

 岩田とYUは小学校卒業と同時に別々の道へ。岩田は高校3年生の時に観たダンスドキュメンタリー映画『RIZE』をきっかけにダンスと出会う。1本のダンス映画に魅せられた岩田は、進学した慶應義塾大学で有名なダンスサークル「JADE」に所属する。就活をしながらも、選んだのがパフォーマーとしての道。2010年、大学4年生で三代目 J SOUL BROTHERSとしてデビュー。華々しい成功の裏には常に血の滲むような努力があった。少年時代の受験戦争の切迫感は、今の自分に繋がっていると岩田は語る。

 昨年、グループはデビュー10周年を迎えた。「自分ができないことができる人たちの集まり」だと、メンバーのことをリスペクトする岩田は一人ひとりにキャッチコピーを付けていく。NAOTOは「Mr.バイタリティー」、小林直己は「Mr.フルスイング」、ELLYは「Mr.ジーニアス」、山下健二郎は「Mr.マルチ」、今市隆二は「Mr.シンガー」、登坂広臣は「Mr.アーティスト」。自身には「Mr.隙間産業」と謙遜する岩田だが、パフォーマーとしてだけでなく、俳優としても活躍の幅を広げている。

 名古屋で培った揺るぎなき精神力を推進力に変え、あらゆる隙間を埋め尽くす。それが岩田の使命だ。

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