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城田優・志尊淳が兄弟役で見せた信頼関係「抜群のコンビネーションでした」

ぴあ

20/8/21(金) 7:00

『2分の1の魔法』志尊淳×城田優/撮影:奥田耕平

ディズニー&ピクサー最新作『2分の1の魔法』が、8月21日(金)に全国公開される。本作は、かつては魔法が溢れていたけれど、いつの間にか魔法は忘れ去られてしまった世界が舞台だ。

主人公のイアンは、優しいけれど何をやってもうまくいかず、自分に自信が持てない内気な少年。彼の兄、バーリーは明るく陽気で好奇心旺盛な弟思いの魔法オタク。そんな正反対な兄弟が、“お父さんにもう一度会いたい”という想いから、魔法を使って亡くなった父親を復活させようとするのだが、蘇ったのは半分のお父さんだった……。父親を完全に蘇らせるための冒険を通して家族の絆、少年たちの成長を描く。

主人公イアンと兄バーリーの日本語版声優をつとめるのは、ドラマから映画まで幅広く活躍する実力派俳優の志尊淳、ミュージカルでも活躍目覚ましい城田優のふたり。プライベートでも兄弟のような関係で、お互いに「淳ちゃん」「優くん」と呼び合う仲なのだとか。

「本当に家族同様、弟みたいにかわいがっている、“リアル弟”ですね。何か相談されたときは、絶対に助けてあげたいと思うし。よくいうじゃないですか“世界中が敵になっても、自分だけは彼の味方だ”みたいな。そんなときでも、誰が何を言おうと、彼の味方でありたいくらい。僕は社交的だし、交友関係も広いけれど、本当に心を開いてすべてをさらけ出している人って実は少ない。彼は僕のすべてを知っている人のひとりなんです」(城田)

「嬉しい! 僕らはよく“考え方が似ている”と言われるんです。ロジカルというか、“僕はこう思う”と言い合える関係。年下とかキャリアとかは、優くんとの間では何も関係なくて、同じラインに立っているからこそ、なあなあにならずにいられるんです。その一方で一緒にゲームをして喧嘩寸前になったりすることもあります(笑)」(志尊)

双方リスペクトしているいい関係ということが伺えるが、今回は兄弟役を演じるふたり。収録は別々だったものの、阿吽の呼吸でやり抜いたという。

「アフレコ収録はひとりだったのですが、バーリーが優くんにしか見えなかったので、一緒に収録をしたわけではないけど息ピッタリでした」(志尊)


「なんたって兄弟役ですから、信頼関係を感じさせる雰囲気があることが大前提。僕らは元々それを持っているので、抜群のコンビネーションだったよね。ディズニーの担当者からも“素晴らしい”と太鼓判を押して頂きました」(城田)

日本語版は、ふたりの個性がきらめく仕上がりになっているが、「声の演技」についてはどのように考えているのだろうか?

「僕は元々自分の声にコンプレックスを持っていて、周囲からも“気弱そう”、“頼りない”という声のイメージを持たれていたんです。だからこそ、内気なイアン役は僕の声を活かせるチャンスかもしれないって。監督にも“志尊くんの声がいいと思っているから、声を作るようなことはしてほしくない”とアドバイスをいただき、これまで自分がコンプレックスに思っていた部分を、強みにできたと思います」(志尊)


「僕は最初、“このキャラは野太い声かな?”と、キャラクターを作ろうとしていたんです。そしたら監督からは“自然でいいです”と言われました。要所要所でバーリーがふざけるシーンだったり、魔法に対して想いがこもったシーンだったりは、ちょっとキャラクターを立たせるというか、監督の演出のもと、声色を作ることはありました。キャラクターっぽさや人間っぽさのバランス、そして何よりふたりのキャラクターの凸凹コンビ感を大切にしました。」(城田)

イアンとバーリーは、愛する亡き父親ともう一度会いたいという想いから魔法の力を借りるが、ふたりにとっての「今はもう会えないけど、会いたい存在」についても尋ねてみた。

「祖母ですね。母を生んだ、僕にとって祖母にあたる人は、母を生んですぐに亡くなってしまいました。母が一度も会った記憶がないそうで、“できることなら数秒でも会いたかった”と口にしていました。その想いはこの作品に重なるなって。僕は母のことをすごく尊敬していて、自分の人生観や性格は母親から受け継いだものだと思っています。そんな母を産んだ人はどんな人だったんだろう? 僕も会ってみたいですね」(城田)


「僕には、ずっと一緒に暮らしていた、相棒みたいな存在のワンちゃんがいたんですけど、地方での仕事で家をあけている間に亡くなってしまったんです。僕は生きている時の姿しか知らなくて、“まだどこかにいるんじゃないか”という想いが残っているんです。もし魔法が使えたら、きちんとお別れしたいな」(志尊)

今回のインタビューでも、イアンとバーリーの兄弟役を演じたことを本当に楽しそうに語ってくれた志尊と城田。ふたりにとって、本当に思い入れのある作品になったようだ。

「数年ぶりの共演がこの映画で本当に嬉しいよ、ご褒美みたいな仕事だよね!」(城田)

「今、ふたりで一緒に宣伝をしている日々がすごく楽しくて。こんな日がずっと続けばいいのにって思っちゃう(笑)」(志尊)

(撮影/奥田耕平、取材・文/藤谷千明)

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