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折坂悠太、ライブ音源作品『暁のわたし REC2013-2019』リリース ライブの思い出などを特設サイトで募集

リアルサウンド

20/6/10(水) 17:00

 折坂悠太が、ライブ活動を始めた2013年から2019年までの軌跡を総括したライブ音源作品『暁のわたし REC2013-2019』をリリースする。

(関連:折坂悠太、日本のポップミュージックに起こる新しい波の鍵を握る 2020年さらなる活躍への期待

 『暁のわたし REC2013-2019』は、2枚組CDに加え、特製ブックレットを同梱したパッケージ仕様になる予定で、オフィシャルサイトからの通販限定販売となっている。

 ライブでは折坂の弾き語りのほか、メンバー/楽器編成の異なるバンド形態である折坂悠太(重奏)と折坂悠太(合奏)と、それぞれ異なるアレンジや打ち出しを行ってきた。『暁のわたし REC2013-2019』は、ライブハウスや野外音楽フェス、プライベートでの録音も含め、環境も多種多様なバラエティに富んだ作品となっている。

 ライブでは定番の民謡「安里屋ユンタ」、ハン・ヨンエ作「調律」やカネコアヤノとの共演曲「いつでも夢を」のカバーのほか、初期の「ボーン」「女坂」「からす」「伊香保」といった未発表曲、処女作「あけぼの」の全く異なる別録音バージョン、さらには初ライブの音源などを収録している。

 また、『暁のわたし REC2013-2019』の発売に際して特設サイトを開設。2013年から2020年にかけてライブを行った計370公演を網羅しており、それぞれ過去のライブの感想や思い出をTwitter上で投稿することで、今後同サイト上に掲載されていくという。なお、今作の収益はすべて、新型コロナウイルス感染拡大防止の影響を受けたライブハウスや個人イベンターへの支援に使われるとのこと。

■折坂悠太コメント
前を向いている。希望を語る言葉はない。非常に非情に、生きている限り日常は続く。わたしに必要なのは、過去の解釈と、今日の選択と、それを正解にする体力だ。自粛期間が始まってから、録り貯めたライブ音源・未発表曲の整理をしていた。まだ夜が開ける前の、真っ赤なわたしの姿があった。今に至るまでの水面下の心が、確かにあった。この姿を頭に置いて、これからの表現をしていきたいと思ったからCD二枚に焼き付け、残すことにした。これらの記憶にふたたび出会わせてくれたコロナ禍、自粛時間への御礼として、このCDの売り上げを、主に、活動初期に自主企画を開催したお店、ツアーを共に歩んだ個人イベンターさんにおわたししようと思う。作品における表現のひとつとして、理解してほしい。夜明け前のわたしが、その暁のわたしを歌い、明日に船をわたす。暁のわたし、ご期待ください。
(リアルサウンド編集部)

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