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BOYSぴあSelection 第34回 宮世琉弥

宮世琉弥 Part2「支えてくれる人がいるから今の自分がいる」

全2回

PART2

PART1では俳優業への熱い想いを語ってくれた宮世琉弥くん。PART2では等身大の琉弥くんの言葉をたっぷりお届けします。
可愛くって、国語が苦手で、家族が大好きな16歳の素顔。ここからの琉弥くんの将来が楽しみで仕方ないです!

── ここからは普段の宮世くんがどんな男の子なのか聞いていきますね。まず寝起きはいいですか?

どうだろうなあ。僕、起きたあとがゆるくて、なかなか頭が回らないんですよね。朝起きてすぐ歯磨きしたのに、服とか着替え終わったあとにまた歯磨きしちゃってたり(笑)、そういうのが多くて。だから寝起きはいいんですけど、朝は弱いです。

── 朝起きて最初にやることは?

まず目覚ましを止めて、そのあと好きな音楽を流して、歌ってから起きます。それで、頭を切り替えるっていう。

── 面白いですね(笑)。じゃあ、自分の長所を教えてください。

みんなから言われる長所は、直毛。ストレートのさらさらなんで、それがみんなにはいいねって言ってもらえるんですけど、僕自身はゆるふわ系の髪にしたいので、短所です(笑)。

── 何もしないとすっとんすっとんになっちゃう感じ?

本当そうです。熱を強くしてウェーブをかけないとすぐとれちゃいます!

── じゃあ、髪質以外で他にも短所を教えてください。

結構サボっちゃうときがあるんですよ。お風呂上がったあとに絶対ヘアトリートメントをしようって決めているのに、「今日はいっか」ってなっちゃったり。そういう面倒くさがりなところは直さないといけないですね。

あとはすぐ飽きちゃうのも短所です。服とかもこれ飽きたなって思うと、また別の服を探しに出かけて購入しちゃうみたいな。

── 今ハマっているのは?

フィルムカメラですね。フィルムカメラって現像するまでどういう写真になっているか全然わからないじゃないですか。だから出来上がりを見るのが楽しみで。そのワクワク感が好きです。

── 写真を撮ること自体が好きなんですか?

好きですね。「写真撮っていい?」って声かけたり、「これいいね」って話をしたり、写真をきっかけに人とつながれたり、仲が深まるのが写真のいいところで。もともとおじいちゃんから一眼レフをもらったのがきっかけで、そこから興味がわいたんですけど、今はだんだんフィルムカメラがメインになっています。

── 家で暇なときは何してますか?

暇してるとお母さんが「勉強しなさい!」って言ってくるので、たぶん勉強をしています(笑)。

あとは犬と遊んでいますね。実家で犬を3匹飼ってて、チロルっていうピンシャンとチワワのミックス犬と、小さい豆柴のマメちゃんと、トイプードルのバディっていうんですけど。

── チロルとマメちゃんはなんとなくわかりますが、バディは変わったネーミングですね。

『海猿』を観て相棒がほしいな〜と思っている頃にうちに来たので、バディです(笑)。

他にもカメとモモンガとカメレオンがいて。それぞれ名前が、カメはカメ太とカメ吉、モモンガはモモちゃん、カメレオンはカメレオンです!

── カメレオンだけそのまんま(笑)。勉強は好きですか?

教科によります(笑)。好きな教科は、世界史と現代社会と数学。世界史は、歴史上のいろんな人物が知れるし、この人はこのとき何を考えていたんだろうって想像するのが好きなので楽しいです。数学も問題を解いているときが楽しくて好きなんですよね。

── じゃあ逆に苦手な教科は?

国語です。比喩とか意味わからないじゃないですか(笑)。僕にとっては強敵です。

── 普段あまり本は読まないですか?

あ、でも小説は好きです。物語は好きなんですよ。でも、国語のテストに出てくるような比喩とかそっち系は意味わからないって感じです(笑)。

── どれだけ比喩が苦手なんですか(笑)。じゃあ、好きな小説を教えてください。

宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』がめちゃくちゃ好きで。朗読バージョンをダウンロードして、夜寝るときにそれを聞いていると、ふわって眠りにつけるんです。あとは、『星の王子さま』も昔読んで、いいな〜って感動しました。

── わりと綺麗めのファンタジーが好きなんですか?

そうですそうです。夢のような世界に行ける小説が好きですね。

── 好きな漫画やアニメは?

『PSYCHO-PASS』とか『鬼滅の刃』とか『Re:ゼロから始める異世界生活』とか『ソードアート・オンライン』とか『七つの大罪』とか。アニメはよく配信で観ています。

── 動画も観ます?

観ます。DaiGoさんの動画とかよく観ますね。共感できるところもあるし、これ違うんじゃない?って思うところもあるんですけど。なんかDaiGoさんと喋っているような感覚になれるのが面白くて、勉強にもなるし、自分の意見をちゃんと持てるので、よく観ています。

── ファッションもお好きなんですよね。

そうですね。この業界に入ってから、スタイリストさんに教えてもらったり、カッコいい人を見て今のままの自分じゃダメだと思って、インスタとか動画を観て勉強するようになりました。

── 最近買ったお気に入りのアイテムは?

『Y / Project』のトレーナーを買いました。それが変わったデザインで、トレーナーとトレーナーがくっついたみたいな形になっているんです。だから、どっちかを着ると、もう片方のトレーナーがだらっと垂れた感じみたいになるのが面白くて。トレーナーとトレーナーのつなぎめに首を通すとポンチョみたいになるし。いろんな着方ができるところが好きです。

── 香水もつけます?

つけます。最近はまっているのは『FLORIS』っていう海外の香水で。ちょっとクラシックな感じもするし、現代的な匂いもして、結構気に入っています。でも、香水は服によって変えます。たぶん合計10種類ぐらいはあるかな。『ジョー マローン』とかも好きです。

── じゃあ、女の子につけてほしい香水は?

がっつり甘い系というよりは、一緒にいてたまに匂いを感じるぐらいの清楚系な感じの香水が素敵だなと思います。

── 好きな女の子のファッションとかありますか?

ファッションが好きだってことが伝われば、それがいちばんいいなと思います。

ただ、僕自身の好みで言うと、派手な感じより、昔の古着とかうまく合わせているとオシャレだなと思うし、花柄のシャツにボトムを合わせたみたいな清楚系の感じも好きだし。セットアップを着てる女の子とか、ぶかぶかのニットを着てるゆるふわ女子とかもいいなと思います。

── 買い物デートとかしてみたい?

してみたいですね。男友達で行くと、悩んでいても「どっちでもいいじゃない?」ってなるじゃないですか。でも女の子と行くとちゃんと似合うのを選んでくれそうだし、僕もその子に似合うものを提案してあげたいので。ぜひ一度そういうデートをやってみたいです!

── じゃあ、春デートをするならどこに行きたいですか?

名古屋城に行きたいです。名古屋城って桜が綺麗じゃないですか。だから、もし彼女と行けたら、フィルムカメラで一緒に撮って遊びたいなって。あと、桜ソフトが好きなんですよ。ピンク色でインスタ映えもしそうだし(笑)、桜ソフトと桜を合わせて撮りたいです。

── この記事が公開される頃には3月になっていますが、3月の思い出と言えば何が浮かびますか?

去年、中学の卒業式があったんですけど、仕事であんまり学校に行けてなくて、練習も何もできていない状態で本番を迎えたんですよ。何を歌うのかも、どのタイミングでお辞儀をするのかもわからないまま式に出たら、全然違うタイミングで僕だけ歌っちゃって、ひとり目立ったっていう(笑)。しかもそれをお母さんが動画で撮っていて、家に帰ったあとにみんなの前で見せられたという恥ずかしい思い出があります(照)。

── 家族、仲良しなんですね。

仲良しですね。お父さん、お母さん、妹3人、僕の6人家族です。

── お正月に帰省していたみたいでしたが、どうでした?

新鮮な感じがしました。僕も東京に来てて、会ってない時間が多かったので、久しぶりに妹と喋ったりしていると新鮮だなって思うところがあったりして。

── お兄さんなのが意外でした。

よく言われますね。でもいちばん下の妹とか結構歳が離れているので、オムツ交換とかもめちゃくちゃしましたし、あやすのもするし。おかげで小っちゃい子と遊ぶのは得意です。お仕事で一緒になったスタッフさんがお子さんを連れていらっしゃると「赤ちゃんがいて申し訳ないです」って謝るんですけど、そのときは「僕、やっときますよ」って言ってお世話をしたりします。

── いい子ですね……(感動)。では、幸せを感じるのはどんなときですか?

人と笑い合っているときですね。今、自分がここに立てているのはみなさんのおかげだし、こうやって笑っていられるのも支えてくれたみなさんがいるから。自分のことを育ててくれたお父さんお母さんから、応援してくれるファンの方まで、ひとりでもいなかったら、ここまで来られていなかったなって思うと、すごく幸せを感じます。

── そう考えるようになったのは、いつからなんでしょう?

昔はとにかく生き残っていかなくちゃいけないっていう気持ちが強くて、周りのことをライバルだと思っていたんですよ。けど、仕事をしていく中で、ライバルだと思っていた人が僕の知らないところで、「琉弥、めちゃくちゃカッコいい」って言ってくれていたりして。そこで、みんなが支えてくれているから今の自分がいるんだってことに気づけたんです。そこからすごく人のありがたみを感じるようになりました。

── じゃあ、そんな琉弥くんにとっての宝物といえば?

人です。人がいないと、人生を生きていくことはできないなと思っているので。ゴルゴ松本さんの言葉に「人と生きると書いて人生」というのがあるんですけど、それがすごく心にしみて。今の自分がいるのは、家族とか友達とかファンの方とか、みんながいてこそだなと思うので。僕にとって、宝物は人です。

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撮影/高橋那月、取材・文/横川良明、企画・編集/藤坂美樹、ヘアメイク/raftel 小林麗子、スタイリング/帆苅

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