東京二期会オペラ劇場「金閣寺」が、本日2月22日に東京・東京文化会館 大ホールで開幕する。

本作は、昨年2018年春にフランスで発表された、東京二期会とフランス国立ラン歌劇場との共同制作作品。黛敏郎作曲、三島由紀夫原作の「金閣寺」が、宮本亜門の演出、マキシム・パスカルの指揮で上演される。また溝口役を宮本益光と与那城敬、鶴川役を加耒徹と高田智士、柏木役を樋口達哉と山本耕平がWキャストで務め、ヤング溝口役のダンサーとして前田晴翔と木下湧仁がWキャストで出演する。

なお本作は、日本語および英語字幕付きのドイツ語で上演される。上演時間は休憩を含む約2時間20分を予定。公演は2月24日まで。

フランス国立ラン歌劇場との共同制作 東京二期会オペラ劇場「金閣寺（新制作）」

2019年2月22日（金）～24日（日）
東京都 東京文化会館 大ホール

原作：三島由紀夫
台本：クラウス・H・ヘンネベルク
作曲：黛敏郎
指揮：マキシム・パスカル
演出：宮本亜門

キャスト（22・24日 / 23日）

溝口：宮本益光 / 与那城敬
鶴川：加耒徹 / 高田智士（「高」ははしごだかが正式表記）
柏木：樋口達哉 / 山本耕平
父：星野淳 / 小林由樹
母：腰越満美 / 林正子
道詮和尚：志村文彦 / 畠山茂
有為子：冨平安希子 / 嘉目真木子
若い男：高田正人 / 高柳圭
女：嘉目真木子 / 冨平安希子
娼婦：郷家暁子 / 中川香里

ヤング溝口（ダンサー）：前田晴翔 / 木下湧仁