新春ドラマスペシャル「釣りバカ日誌 新米社員 浜崎伝助 瀬戸内海で大漁！結婚式大パニック編」の記者会見が本日12月20日に東京のカサ・デ・アンジェラ青山にて行われ、キャストの濱田岳、広瀬アリス、吹越満、小澤征悦、浅田美代子、西田敏行が出席した。

万年平社員の釣り好きサラリーマン“ハマちゃん”こと浜崎伝助の新入社員時代を描く本シリーズ。スペシャル版では、四国の関連子会社に出向した濱田演じるハマちゃんと、広瀬扮する妻・みち子の新婚生活がつづられる。ハマちゃんが勤める鈴木建設の社長・スーさんを西田、鈴木建設の佐々木課長を吹越を演じるほか、本会見をもって浅田がみち子の母・小林小枝子に扮することが明らかになった。物語にちなみ結婚式場にて開催された会見には、濱田と広瀬がそれぞれタキシードとウェディングドレスを着て登場。映画版でみち子を演じた浅田が、2人の姿を見て「映画では結婚式はしてもらえなかったねえ」とうらやましそうに言うと、西田は「ねえ。“合体”はしたけどね」と返し、浅田とほほえみ合う。

濱田は西田の言葉に笑いつつ「伝助は本当に釣りと合体のことしか考えていない男なんです（笑）。そんな男がこんなに素敵なみち子さんに好いてもらえる理由を出したいなと思いながら演じました。観ていただいた方にもみち子さんとの結婚を許してもらえるように、一生懸命がんばる浜崎伝助を応援してもらえたらうれしいです」とコメント。また隣に座るウェディングドレス姿の広瀬には「すっごいきれいで、普通に照れています」と手袋で汗を拭きながら賛辞を贈る。広瀬はそんな濱田の様子にはにかみながらも「シーズン1から観直したのですが、自分が楽しんで演じているのがわかりました。イベントでも『釣りバカ』からファンになったと言ってもらえることが多くて。まだまだ続けていきたいです！」と意気込んだ。

吹越は、前回のドラマスペシャルに続き今回も落下シーンに挑戦したことに触れると「スタントなしで危険な目に遭うのはずっとやっていきたいですね」と意欲を見せる。さらに「最初は落ちたところから撮る予定だったんですが、現場に行ったら（落下の瞬間から）『いけるんじゃないかな？』と思いまして。監督に『いけると思います！』と言ったら、それを何回もやるんですよね（笑）」と撮影の裏話を披露すると、濱田は「僕はそばで見ていてヒヤヒヤしたんですが、吹越さんはかたくなに自分でやるっておっしゃってました」と証言した。ゲスト出演となる戸高仁役の小澤は、現場の雰囲気について「『釣りバカ』という世界観がスタッフやキャストに魔法をかけるというか。すごく温かくほんわかとしているけど、ちゃんと一本筋が通っていて、物語が進んでいく実感がありました」と振り返った。

平成を通して続いた「釣りバカ日誌」シリーズについて西田は「海に行けば魚、家に帰ればみち子さんというふうに求め続けてきた30年間でした。2度ほどみち子さんが変わっていますが、合体のあり様も変わってきまして、美代子ちゃんはシャイなみち子さんでした」と回想。「色気がなくて……」と浅田が謙遜すると、西田は「何を言ってるんですか！ 色気はこちらで感じればいいんです」と力説し、濱田に「平成最後の感想がそれでいいんですか!?」とツッコまれる。気を取り直して西田が「美代子ちゃんとは映画をやっている間はちゃんと夫婦だったので、気持ちがお互い行き交っていたと思います」としみじみ述懐すると、浅田も「三國（連太郎）さんが亡くなったときも西田さんが『献杯しよう』って言ってくれて。公私ともに私のハマちゃんでいてくれました」と続け、仲睦まじい様子を見せた。

イベントでは、記者に向けて広瀬がブーケトス、濱田がブロッコリートスをする場面も。最後に濱田は「先輩方の胸を借りて、僕らなりの新しいハマちゃんとみち子さんを作っていけていると思います。新しい『釣りバカ日誌』もどんどん面白くなっていくので、楽しみにしていただけたら」と述べ、会見を終えた。

「釣りバカ日誌 新米社員 浜崎伝助 瀬戸内海で大漁！結婚式大パニック編」は、1月4日21時よりテレビ東京系にて放送。

新春ドラマスペシャル「釣りバカ日誌 新米社員 浜崎伝助 瀬戸内海で大漁！結婚式大パニック編」

テレビ東京系 2019年1月4日（金）21:00～

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