ロンドン・ナショナル・ギャラリー展
20/7/3(金)
3カ月半も延期した末、ようやく開幕した待望の展覧会。これまでナショナル・ギャラリーはまとめてコレクションを貸し出したことがないというのに、このまま公開できず会期が過ぎて返却しなければならなくなったら、泣くに泣けなかっただろう。開いてよかったね。出品はルネサンスからポスト印象派まで61点。生硬な遠近法がかえって新鮮なクリヴェッリから、風俗画を装って宗教画を描いたベラスケス、2点セットで来たらサイコーだけど1点だけでもよしとしたいフェルメール、イギリス人で唯一超一流の画家ターナー、これ1点に最後の1室を与えるのはやりすぎではないかと思わないでもないゴッホの《ひまわり》まで、とりいそぎ満足。
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