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東野幸治「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」放送へコメント、入り口は岩井&ノブ

ナタリー

東野幸治 (c)日本テレビ

テレビアニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の特別編集版と、映画「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-」が「金曜ロードショー」(日本テレビ系)で放送されるのに先がけて、同作のファンである東野幸治がコメントした。

京都アニメーションが制作した「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、“自動手記人形”と呼ばれる代筆屋の少女の成長を描く物語。「金曜ロードショー」では、石立太一監督が監修したテレビシリーズの特別編集版を10月29日(金)に、劇場公開された「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-」の本編をノーカットで11月5日(金)にオンエアする。

東野が「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」に触れたのは、「ハライチの岩井くんが『このアニメにはすべてが詰まっている』と言っていた、というのを千鳥のノブくんに聞きまして、コロナ禍もあり家で観だした」というのがきっかけ。主人公のヴァイオレットが手紙の代筆を通じて「愛」を知っていくというストーリーを、「一歩一歩、歩んでいくという姿が健気でとてもいいんです!」と噛みしめる。劇場版を映画館で鑑賞したエピソードも振り返り、「『行列ができる法律相談所』の収録を自分で勝手に巻いて、映画館走って行きましたから! そのときのゲストの方、申し訳ございません。なぜなら、ヴァイオレットちゃんが映画館で僕を待ってたから」と陳謝。「とにかく、今回多くの人たちにこの作品に触れてもらえたらうれしいです」と語っている。

東野幸治 コメント

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の魅力

絵がきれいというのはもちろん、ストーリーもとても素晴らしいんです。主人公のヴァイオレットちゃんは、戦争の道具として育てられ戦場で活躍するんですが、「愛することを知らない」という設定から始まっています。両腕を失い義手になったヴァイオレットちゃんが戦争後に始めた仕事が、依頼主のために手紙を書いて相手に送り届けるという“代筆業”でした。依頼主の親子であったり家族であったり友達であったり恋人であったりに思いを届けるために、その思いを言葉にして手紙を書いていくうちに、段々と「愛とは何か」ということがわかってくるんです。そして、愛というものがわかったからこそ、戦争でたくさんの人の命を奪ってしまった自分に落ち込むこともあり、そしてそこから立ち直り、一歩一歩、歩んでいくという姿が健気でとてもいいんです!

好きなシーン

たくさんあるんですけれど、やはり「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」好きな方は全員が言うと思います。第10話! この第10話がとても素晴らしくて……。幼い子を持つある女性がヴァイオレットちゃんに手紙の代筆を依頼する。その女性はなんのために手紙の代筆の依頼をしたのかが後半ですべてがわかるのですが……。僕の頬に涙が止まらなかったです。「ああ、また東野嘘ついて!」とお思いでしょう? 観てください! 号泣で画面が見えないのかもわかりません。どうか、僕を信じて2時間たっぷりと「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を堪能してください!

金曜ロードショー

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 特別編集版

日本テレビ系 2021年10月29日(金)21:00~22:54

映画「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-」本編ノーカット放送

日本テレビ系 2021年11月5日(金)21:00~22:54

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