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蔦谷好位置と川谷絵音のどんぐりず、いしわたり淳治の50TA……『関ジャム』恒例企画で掘り起こされる新たな才能

リアルサウンド

21/1/11(月) 12:50

 1月10日放送の『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)にて、新年一発目の恒例企画「売れっ子プロデューサーが選ぶ2020・年間ベスト10」が発表された。過去には、ブレイク前のあいみょん、Official髭男dism、King Gnu、miletらの楽曲がランクインしてきた本企画。2週にわたりオンエアとなる今回は前編として、プロデューサーの蔦谷好位置、いしわたり淳治、川谷絵音が2020年にリリースされた楽曲の中から年間ベスト10をセレクトし、10位~5位までのランキングを公開した。途中経過は下記の通り。

<川谷絵音が選ぶ2020年ベスト10>
5位 SuiseiNoboAz「3020」
6位 YOASOBI「群青」
7位 どんぐりず「マインド魂」
8位 MAMAMOO「Dingga」
9位 NEE「不革命前夜」
10位 aiko「ハニーメモリー」

<いしわたり淳治が選ぶ2020年ベスト10>
5位 NiziU「Make you happy」
6位 ちゃんみな「ボイスメモ No.5」
7位 50TA「ラブアース」
8位 GOOD ON THE REEL「背中合わせ」
9位 ひらめ「ポケットからきゅんです!」
10位 秋山黄色「サーチライト」

<蔦谷好位置が選ぶ2020年ベスト10>
5位 藤井風「優しさ」
6位 Lucky Kilimanjaro「とろける」
7位 never young beach「やさしいままで」
8位 Omoinotake「One Day」
9位 Ryohu「The Moment」
10位 どんぐりず「nadja」

 注目は、曲こそ違うものの、川谷が7位に、蔦谷が10位に挙げたどんぐりずだろう。彼らは中学時代、弾き語りユニットとして活動をスタートさせ、2017年にYouTubeにMVが話題になった2人組。川谷は「マインド魂」を「トラックがめちゃくちゃカッコ良い。『ゆうとりますけど』を色々なリズムでラップする部分の中毒性がスゴい! ここを何回も聴きたくなって飛ばして聴きました」とコメント。蔦谷がInstagramのストーリーで紹介しているのを見て知り、聴くようになったのだという。蔦谷は選曲した「nadja」について「元々はYouTubeで面白系のカバー動画やオリジナル曲を動画にしていた2人ですが、類い稀なるセンスと成長速度でラップをベースにした独創的な曲を量産、これからの活動から目が離せません」と評価している。現在、どんぐりずが2021年のブレイク候補と言ってもいいだろう。

 いしわたりの選曲でスタジオが盛り上がったのは、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)の企画から生まれた50TA「ラブアース」だ。いしわたりはサプライズ選出ではないと前置きしながら、「これまでJ-POPにも『体の中から力が湧いてくる』という歌はたくさんありましたが、『感じた事ない力が体中からあふれてくる』と歌いきった後で『何コレ?すっごーい!』とその湧いてきた力に対して感想まで歌った曲は初めてではないかと思います」と評価し、スタジオメンバーを納得させていた。

 川谷が何度も「エモい」と紹介していたのが、YOASOBI「群青」。「とにかく曲が素晴らしい。メロディーセンスはピカイチ! コーラスで畳み掛ける多幸感が最高」と批評しながら、このコーラスはボーカルのikuraが前に所属していたアカペラグループ「ぷらそにか」を起用していることを説明。このストーリー性がikuraのファンにとってはエモい気持ちになるのだと。また、川谷は以前「Twitter弾き語りオーディション」を行っており、そこにはikuraや瑛人も応募。川谷はikuraとぷらそにかメンバーでもあった「にしな」を1位に選んでいた。

 1月17日放送の後編では、3人の4位〜1位が発表となる。そこでも、どんぐりずのような被りが生まれているとのこと。2021年の音楽シーンを先取りしたい人は必見の回となるだろう。

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