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「ふたりの女王」作曲家が来日、影響受けた村上春樹の魅力は「日常と夢が同次元」

ナタリー

19/3/7(木) 20:39

マックス・リヒター

「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」の音楽を担当したマックス・リヒターの来日お披露目ショーケースが、本日3月7日に東京・TRUNK(HOTEL)ONDENで開催された。

15年ぶりに来日を果たしたリヒターは、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作「メッセージ」に使用された「オン・ザ・ネイチャー・オブ・デイライト」など7曲を演奏。その静かで繊細なパフォーマンスに、会場を訪れた人々は息をのんで聴き入っていた。

演奏後のトークで、リヒターは「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」の楽曲を「男性社会の中で隔離された女性の話なので、女性の声を曲の中心に置きました。パーカッションや低音楽器で男性社会を表現しています」と説明する。そして映画音楽を手がける基準について「気に入った作品を担当することにしています。私は映画が大好きなんです」とコメントし、彼が影響を受けている村上春樹の話題になると「日常生活と夢を同次元で描いているところが面白い。親近感が持てると思いました」と顔をほころばせながら魅力を語る。さらにリヒターは「今はブラッド・ピットが出る映画の音楽を作っています」と明かして観客を驚かせた。

なおリヒターによる公演「マックス・リヒター・プロジェクト」が、3月9日に東京・すみだトリフォニーホールで行われる。詳細はユニバーサル ミュージックジャパンの公式サイトで確認を。

「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」は、3月15日より東京・TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国でロードショー。シアーシャ・ローナンがメアリー、マーゴット・ロビーがエリザベスを演じ、ジョージー・ルークが監督を務めた。

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