大泉洋が主演を務める「そらのレストラン」の主題歌をスカート、挿入歌を世武裕子が担当することがわかった。

本作は「しあわせのパン」「ぶどうのなみだ」に続く、北海道を舞台にしたシリーズの第3弾。北海道・せたなでチーズ工房を経営する亘理（わたる）が、仲間たちとともに1日限りのレストランを開くため奮闘するさまが描かれる。大泉が亘理、本上まなみが妻のこと絵、岡田将生が牧羊を営む若者・神戸（かんべ）を演じた。

本作のためにスカートの澤部渡が書き下ろした主題歌「君がいるなら」。同曲は8月に北海道で行われた音楽フェスティバル「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2018 in EZO」で披露された。大泉は「美しい北海道の景色と、清々しい物語のラストにのせてこの主題歌がかかった時に、本当に幸せな気持ちになりました」とコメントしている。なおスカートは挿入歌として「花束にかえて」も提供。世武は、ピアノ弾き語りの楽曲「Bradford」を書き下ろした。

「神様のカルテ」の深川栄洋が監督を務めた「そらのレストラン」は、2019年新春に全国ロードショー。マキタスポーツ、高橋努、石崎ひゅーい、眞島秀和、風吹ジュン、小日向文世もキャストに名を連ねている。

大泉洋 コメント

映画「そらのレストラン」の最後で、美しい北海道の景色と、清々しい物語のラストにのせてこの主題歌がかかった時に、本当に幸せな気持ちになりました。ワクワクするようなイントロから、スカート・澤部さんの優しい声が聴こえてきたとき、初めて聴くのに何故か懐かしい気持ちになる不思議な曲でした。この映画と一緒にたくさんの方に聴いてもらいたいです。

澤部渡（スカート）コメント

エンディング「君がいるなら」の打ち合わせ時のメモに「映画は終わるが物語は続く」「これからの暮らしを描く」と書いてありました。それもあってかいつものスカートの音楽よりもグッと明るくなったと思います。その背中を押してくれた本作に感謝しています。挿入歌「花束にかえて」はその反対、今までのスカートがやってきたことを一番いい形で出せたと思っています。映画では映画サイズが使われていますが、とにかく自信作です。「そらのレストラン」に書き下ろした2曲はスカートにとって大事な曲になりました。

(c)2019『そらのレストラン』製作委員会