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プロジェクト大山、子供たちと“あいまい”なダンスを踊る

ぴあ

18/11/8(木) 11:04

プロジェクト大山

ダンスカンパニー、プロジェクト大山」の約2年ぶりとなる新作本公演が11月10日(土)、11日(日)、シアタートラムにて上演される。

ケラリーノ・サンドロヴィッチや長塚圭史らの演劇作品、『みいつけた!』(Eテレ)などの振付でも知られる古家優里が率いるプロジェクト大山は、2006年、お茶の水女子大学でダンスを学んだ同級生たちで結成されたカンパニー。「難しそう」と敬遠されることも少なくないコンテンポラリー・ダンスというジャンルの中で、彼女たちはユーモラスな動き、楽しさあふれる振付でファンを増やしてきた。

今回の公演タイトルは『すばらしきあいまいな世界』。古家は「“あいまい”であることって、実はとてもステキなことかも知れない」と語り、題し、“あいまい”をテーマに作品を生み出す。オープニングには、『千と千尋の神隠し』リン役の声でも知られる歌手の玉井夕海とともに、公募で募った子供たちが登場するのも見どころ。「こうでなくてはいけないという堅苦しさから、大人たちを解き放ったのは、子供たちでした」と、子供の存在によって今まで以上に自由なステージを見られそうだ。

通常は5~10人で踊る彼女たちだが、今回は4人で公演に挑む。結成から12年経ち、それぞれが子を持ち育てるなかで生まれた新たなダンスを楽しみにしたい。

東京公演の後、12月8日(土)、9日(日)には福岡・福岡科学館 サイエンスホールでも上演される。

文:釣木文恵

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