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ロザリーナ、Reol、ビッケブランカ、iri、Rude-α……2020年ブレイク必至のシンガー/ラッパーをピックアップ

リアルサウンド

20/1/7(火) 7:00

 アニメ、ドラマの楽曲、ロックバンドとのコラボなど多彩な分野で活躍を続けるロザリーナ、アジアを中心に海外でも高く支持されているReol。2020年最初の「本日、フラゲ日!」は、今年、さらなる飛躍が期待できるシンガー/ラッパーをピックアップ。ブレイク必至の5組をいち早くチェックしてほしい。

(関連:ロザリーナ「百億光年」MV

●ロザリーナ『百億光年』
 アニメ『からくりサーカス』オープニングテーマの「Over me」、ドラマ『長閑の庭』の主題歌「ボクラノカタチ」、THE ORAL CIGARETTSの初フィーチャリング楽曲 「Don’t You Think (feat.ロザリーナ)」への参加など、2019年の活動を通し、様々なフィールドで鮮烈な存在感を示したロザリーナ。最新シングル曲「百億光年」(TVアニメ『歌舞伎町シャーロック』エンディングテーマ)をプロデュースした亀田誠治に「時に少年のように、時に少女のように響くロザリーナさんの声は魔法のよう」と絶賛されるなど、作品を重ねるごとにシンガーとしての評価を上げている。自らのセンスと個性を俯瞰し、それを効果的に活かすセルフプロデュース能力の高さも彼女の魅力。シンガーとしての才能とクリエイターとしての資質がさらに上手く噛み合えば、2020年の本格的なブレイクは間違いないだろう。

●Reol『金字塔』
 まずは昨年12月30日公開された「HYPE MODE」のティザームービーを観てほしい。80年代ファンクを進化させたトラック、奔放な言葉遊びを交えたリリック、そして、フォトグラファーの磯部昭子、映像クリエイターのお菊とのコラボによる映像は、現在の日本のポップカルチャーにおける最も良質な創造力が集結していると言ってもいいだろう。ユニット・REOLでの活動を経て、2018年1月からReol名義で再スタートを切った彼女。日の丸をモチーフにしたアーティスト写真、和のテイストを取り入れた楽曲、エキゾチックかつキュートなルックスなどを融合させたスタイルは、アジア圏でも確実に支持を拡大。日本発の新たなポップアイコンとして大きな注目を集めている。2020年1月22日にリリースされるニューアルバム『金字塔』によって、その勢いはさらに増していきそうだ。

●ビッケブランカ『Ca Va?』
 昨年の秋に東名阪のZeppで行われた『Vickeblanka Ca Va Tour』は、ビッケブランカのカラフルかつディープな音楽性が絶妙なバランスで体現されたツアーだった。ファンク、ソウル、EDM、ギターロック、バラードなど多彩なサウンドを自由に行き来するステージからは、新時代のポップスターとしての資質が真っ直ぐに伝わってきたのだ。このツアーでも披露された「Ca Va?」(Spotify TVCMソング)、「Lucky Ending」(TVアニメ『フルーツバスケット』エンディングテーマ)などを含む3rdアルバム『Devil』を2020年3月4日にリリースするビッケブランカ。“音楽と言葉を越えた先にある自らの「本性」”をテーマにしたという本作は、彼の極彩色のポップワールドがさらに色濃く溢れ出す作品になるはず。彼自身が影響を受けたと公言しているMIKAの来日も、絶好の追い風になりそうだ。

●iri『24-25』
 2019年3月にリリースされたアルバム『Shade』には大沢伸一、tofubeats、SANABAGUN.(澤村一平、 隅垣元佐)、ケンモチヒデフミ(水曜日のカンパネラ)、STUTSといったクリエイターが参加。最新鋭のR&B、ヒップホップと同期したトラック、自らの暗い部分をも赤裸々に描いたソングライティングを含め、アーティストとしての果敢なステップアップを果たしたiri。その後も新曲「SUMMER END」のリリース、『井上陽水トリビュート』への参加(「東へ西へ」をカバー)、私立恵比寿中学への楽曲提供など活動の幅を広げてきた彼女から、1月22日には2020年最初のシングル『24-25』が届けられる。表題曲は25歳になったことを背景に、“なりたい自分になる”という意思を掲げたパワーソング。前向きな響きを放つトラック、力強いボーカルは、今年のさらなるブレイクを予感させるに十分だ。

●Rude-α『22』
 沖縄出身、今年23歳になるラッパー、Rude-αは新世代のヒップホップシーンを担う才能の一人だ。『高校生ラップ選手権』で注目され、自主企画ライブイベント「TEEDA」でDATS、LUCKY TAPES、SUSHIBOYS、ゆるふわギャング、Michael Kaneko、踊Foot Worksなどと共演することで実力を蓄えてきた彼は、2019年5月にEP『22』でメジャーデビュー。卓越したラップのスキル、ルーツミュージックに根差しながらもポップに開けた音楽性で注目を集めている。さらに2020年3月に1stアルバム『23』をリリースすることが決定し、初の全国ツアー『Rude-α 1st Album Release Tour「23」』も開催。ダンサーとしての魅力も兼ね備えたRude-αは、KREVA、SKY-HIなどに続き、全方位的なフィールドで活躍できるポテンシャルを確かに秘めている。(森朋之)

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