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大谷皿屋敷が新作に手応え「すげえ自由に書けました」、アフタートークにしりあがり寿も

ナタリー

劇団「地蔵中毒」第14回公演 無教訓意味なし演劇vol.14「母さんが夜なべをしてJavaScript組んでくれた」チラシ

7月21日に開幕する劇団「地蔵中毒」第14回公演 無教訓意味なし演劇vol.14「母さんが夜なべをしてJavaScript組んでくれた」に向けて、主宰の大谷皿屋敷がメッセージを寄せた。

「母さんが夜なべをしてJavaScript組んでくれた」は、フョードル・ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」を原作にした新作。大谷は作品について「すげえ自由に書けました。失敗したらドストエフスキーのせい、成功したら俺の手柄。なるべく俺の手柄にしたいので、いい作品になるように頑張ります。どっちになったか見に来て確かめてみて下さい」と手応えを語っている。

なお7月22日14:00開演回終演後には、しりあがり寿をゲストに迎えたアフタートークを実施。公演は21日から25日まで、東京のザ・スズナリにて行われ、22日14:00開演回、24日18:30開演回、25日16:00開演回は、Streaming+にて生配信も実施される。

大谷皿屋敷コメント

カラマーゾフの兄弟をやってみることにしました。

信じられないことに、すでに台本がほぼ書きおわり、後は尺を調整するだけの段階に達しています。本番1週間前に、泣きな がら川崎の激安ビジネスホテル(1500 円)に籠り、「この後、どうなるのかわかんねえ!」と、心の中のみならず、実際に声に出し、 隣の部屋から壁ドンされた前回公演を、今では懐かしく思っています。

早く書き終えた理由は何と言っても、「この後、どうなるのか わかってるから」でしょう。140年前から、すでに「この後、どうなるのかわかってる」状態なのです。

それに加え、「大失敗したら、ドストエフスキーのせいにしよう」という、圧倒的な安心感も大きく作用しているのではないでしょうか。すげえ自由に書けました。失敗したらドストエフスキーのせい、成功したら俺の手柄。

なるべく俺の手柄にしたいので、いい作品になるように頑張ります。どっちになったか見に来て確かめてみて下さい。

劇団「地蔵中毒」第14回公演 無教訓意味なし演劇vol.14「母さんが夜なべをしてJavaScript組んでくれた」

2021年7月21日(水)~25日(日)
東京都 ザ・スズナリ

原作:フョードル・ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」
作・演出:大谷皿屋敷
出演:かませけんた、三葉虫マーチ、東野良平、hocoten、立川がじら、3105、フルサワミオ、小野カズマ、佐藤一馬、大宮二郎、高畑遊、岡野康弘

※高畑遊の「高」ははしご高が正式表記。

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