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さや香「歌ネタ王」優勝はきつねと1点差の超ラッキー、新山「実はちっさい声で歌ってる」

ナタリー

20/9/16(水) 23:56

「歌ネタ王決定戦2020」で優勝したさや香。

さや香が本日9月16日、MBSにて生放送された「歌ネタ王決定戦2020」で優勝。生放送後、オンラインでの会見に臨んだ。

決勝戦にはきつね、さや香、アイロンヘッド、うしろシティ、SAKURAI、五次元のシャボン玉(てんしとあくま・かんざき、爆ノ介)、お見送り芸人しんいち、こがけんと、敗者復活戦を制したジャングルポケットが登場し、1stステージをさや香(462点)、うしろシティ(461点)、きつね(461点)が通過。ファイナルステージはさや香ときつねが463点で同点となるも、大会ルールにより1stステージの得点がより高かったさや香が第8代「歌ネタ王」の称号と優勝賞金300万円を手に入れた。

さや香が「歌ネタ王」の決勝に進出したのは2018年大会以来2度目。1stステージ、最終ステージ共に高校ダンス部の大会当日に新山がCDを忘れてしまい、かき集めてきたCMソングなどの代わりの曲で石井が軽快に踊るコントで勝負した。普段、主としている漫才では新山がネタを書いているが、このネタはダンスを得意とする石井もネタ作りから参加し熱を入れている。ダンスのキレのよさも評価のポイントとなり、「大学のときにダンスサークルに入っててよかった」と笑顔を見せた。

楽器を使ったり、歌を歌ったりと本格的な歌ネタ芸人も顔を揃えた今大会。「僕らは歌っていないという怖さもあった」と吐露する石井に続けて、新山は「実はちっさい声で僕も歌ってるんです。マイクも拾わないくらいの声で。それが効いてたのかもしれない」と嘘か本当かわからないことを言って笑いを誘う。また、石井が新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触があり、昨日まで自宅待機していたことから、ネタの調整ができず不安もあった。新山は舞台に立てない間は野球ゲーム「実況パワフルプロ野球」に励むばかりだったと振り返る一方、「営業のつかみとして昔からやっていたネタ。完成度は高かったと思う」とこれまでの経験を糧に堂々と挑むことができたと語り、「超ラッキーな優勝だった」と幸運に恵まれたことに感謝した。

今後の目標は、「この勢いに乗ってM-1グランプリや上方漫才大賞の新人賞など賞レースで活躍していきたい」と石井。新山は「明日は新ネタを2本下ろすライブがある。それが今一番の目標です。行けるかなー?じゃないねん、強い気持ちで行くねん!」と宣伝も忘れなかった。

さや香に対し、審査員の藤井隆は「キレがある踊りっていうのは見てて楽しいもんだなって改めて確認できました」と笑顔で語り、清塚信也は「前回(1stステージ)以上の展開があるとは。音楽が幅広いジャンルで、かけ声にも合わせるモダン的なダンスだった」と音楽家らしい感想を述べた。

歌ネタ王決定戦2020

<出演者>
司会:小籔千豊 / フットボールアワー後藤
審査員:ヒロミ / 藤井隆 / 陣内智則 / ナイツ塙 / 清塚信也
決勝進出者:こがけん / お見送り芸人しんいち / 五次元のシャボン玉(てんしとあくま・かんざき、爆ノ介) / SAKURAI / うしろシティ / アイロンヘッド / さや香 / きつね / ジャングルポケット

ファイナルステージ順位

1位:さや香(463点)
2位:きつね(463点)
3位:うしろシティ(457点)

1stステージ得点

さや香:462点
うしろシティ:461点
きつね:461点
SAKURAI:459点
こがけん:456点
アイロンヘッド:456点
お見送り芸人しんいち:445点
五次元のシャボン玉:445点
ジャングルポケット:438点

「歌ネタ王決定戦」歴代王者

第1回(2013年)すち子&真也
第2回(2014年)手賀沼ジュン
第3回(2015年)中山功太 / COWCOW
第4回(2016年)かまいたち
第5回(2017年)藤崎マーケット
第6回(2018年)メンバー
第7回(2019年)ラニーノーズ
第8回(2020年)さや香

(c)MBS

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