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ぜん君。ましろの新バンド・マオエニア、新たな表情でファンを圧倒した初ワンマン

ナタリー

19/12/12(木) 19:18

マオエニア「PRE ONE MAN LIVE」の様子。(撮影:関上貴也)

ましろ(ぜんぶ君のせいだ。)、水谷和樹、小室響(ete)の3人による新バンド・マオエニアが昨日12月11日に東京・WWWにて初のワンマンライブ「PRE ONE MAN LIVE」を開催した。

ライブにはマオエニアの3人のほか、サポートメンバーとして岡村耕介(G)と藍(B)が参加。水谷、小室、岡村、藍が定位置に付き、ステージ袖から青いドレスに身を包んだましろが登場すると、バンドはオリジナル曲「Failure」でライブの口火を切った。マイクを手に髪を振り乱しながら堂々と力強いボーカルを響かせるましろのパフォーマンスを目の当たりにし、驚いた様子を見せるオーディエンスの姿もあった。「Failure」の演奏が終わると、バンドはすかさず次の曲「Dichotomy」を畳みかける。ましろはステージ上を舞うように華麗なステップを踏みながらこの曲を歌い上げ、フロアの観客は体を揺らしてバンドの演奏を堪能していた。

小室が強弱を付けたドラミングで曲にアクセントを加えた「日暈」、ましろが付けていたアクセサリーを外して大きくヘッドバンギングを繰り返した「someday I will」などを経てライブは中盤へ。大きく息を吸い込んだましろがTK from 凛として時雨の「unravel」を歌い始めると、フロアからはどよめきが起こる。さらにバンドはAimer「StarRingChild」を披露。この曲ではましろの歌声に水谷が丁寧にコーラスを重ね、心地よいハーモニーを会場内に響かせた。

水谷がアコースティックギターを手にし、彼のストロークを合図にバンドはラストナンバー「46.6℃」を演奏し始める。ましろは息遣いまで聞かせるような生々しい歌声で、聴くものを楽曲の世界へと惹き込んでいった。計8曲が披露されると最後に水谷が「ありがとう」とオーディエンスに感謝の言葉を伝え、マオエニアの初ワンマンライブは幕を閉じた。

マオエニア「PRE ONE MAN LIVE」2019年12月11日 WWW セットリスト(カッコ内はオリジナルアーティスト)

01. Failure
02. Dichotomy
03. 日暈
04. someday I will
05. unravel(TK from 凛として時雨)
06, StarRingChild(Aimer)
07. Rayleigh
08. 46.6℃

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