【2月29日~3月13日まで休館】未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか
20/3/13(金)
AIやロボット工学、バイオ技術にAR(拡張現実)といった言葉は、ビジネス分野でも日常生活でももはや避けては通れない存在。ということは時代を映す鏡たるアートにおいても、それらのテーマは意識せざるを得ない。時宜に適った企画が、東京を代表する巨大美術館で開かれている意義は大きい。
バイオ技術によって人と動物の境目が消えてしまうことを示すようなオブジェを用意したパトリシア・ピッチニーニや、模型によって独特の都市論を展開する会田誠の作品など、明るい未来像が描かれるばかりではないけれど、だからこそアーティスト一人ひとりが真摯に未来を考え構想しているのが伝わってきて胸に迫る。
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