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松岡茉優×原恵一「バースデー・ワンダーランド」に杏、市村正親、麻生久美子が出演

ナタリー

19/2/19(火) 5:00

「バースデー・ワンダーランド」

原恵一が監督を務める劇場アニメーション「バースデー・ワンダーランド」に杏、市村正親、麻生久美子らが出演する。

柏葉幸子の小説「地下室からのふしぎな旅」を原作とする本作は、自分に自信がない少女アカネを主人公とするファンタジー。松岡茉優がアカネに声を当て、キャラクター / ビジュアルアーティストをロシア出身で日本在住のイラストレーターであるイリヤ・クブシノブが担当している。

このたび発表されたキャストは、アカネと一緒に冒険に出る叔母・チィ役の杏ら6名。市村はアカネをワンダーランドの冒険に巻き込む大錬金術師ヒポクラテス、麻生は謎めいたアカネの母親ミドリに声を当てる。また、ヒポクラテスの弟子で身長15cmの小人ピポを東山奈央、ワンダーランドから色を奪うザン・グを藤原啓治、ザン・グの相棒ドロポを矢島晶子が演じる。なおキャストのコメントは下記の通り。

またYouTubeでは予告編も公開された。miletが書き下ろした新曲「Wonderland」を聴くことができる。

「バースデー・ワンダーランド」は4月26日より全国公開。

杏 コメント

原監督作品へは2作目となりますが、もう一度お声がけいただけた、と言うことは何より嬉しいですし、私が声優を務めたチィというキャラクターは、あてがきしてくださったと聞き、とても光栄です。アカネといっしょに冒険に出ることになる叔母のチィは、親より近くないけれど、他人ではないという距離感です。童心を失わず、好奇心を持ち続けるキャラクターなので見習いたいと思いましたし、今後アカネが人生を歩んでいく上で、大切な存在になっていくのかなと思いました。私もこんな叔母さんが近くにいたら楽しいだろうなと思いました。私がワンダーランドに連れ出されたら……異世界に憧れはありますが、一人で放り込まれるのは心細いですね(笑)。ですので、アカネとチィのふたりの冒険にはワクワクし、うらやましかったです。

市村正親 コメント

原監督は僕が迷っていたときに、確かな方向へ導く指示を出してくれる監督です。でもヒポクラテスは学識のあるキャラクターなので、インテリではない僕が演じるのは難しかったですが(笑)。僕にとってのワンダーランドは家の納屋でした。そこは田んぼや畑、森に囲まれていて、中には脱穀機などがあって……子供の頃の最高の遊び場でした。なので、このワンダーランドを見た時は、僕がかつてワクワクしたワンダーランドとはまた少し違ったワクワクをくれるカラフルな場所なんだろうなと思いました。家に欲しいですね。2人の息子たちが喜びます。でも一番喜ぶのは僕かもしれないね(笑)。

麻生久美子 コメント

「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲」と「河童のクゥと夏休み」を見た時の衝撃は未だに忘れられません。特に「河童のクゥと夏休み」では、人間が嫌いになってしまいそうになりとても怖かったですが、それだけ深く心が動かされ、傷つき、抑えられない感情が溢れてきたことが何故か嬉しかったのです。そうして、いつか原監督とお仕事したいと思っていた矢先に声を掛けていただき、初声優のお仕事をさせていただきました。もう本当に舞い上がりました。原監督の作品は、日常から異世界への描写やキャラクターの心の動きがとても繊細で、観終わった時、自分でも思いがけない感情に出会えます。アカネが冒険に出るきっかけをつくり、冒険を通して成長するアカネを優しく見守る母親役ということもあり、アカネに感情移入して、こみ上げてくるものがありました。今回で原監督の作品に出演させていただくのは3回目になりますが、生々しいリアルな感情を引き出して貰えるので毎回とてもいい刺激を受けています。何度もご一緒させていただけて本当に光栄です。

東山奈央 コメント

原監督の作品は子供のころから触れていました。特に深く記憶に残っているのは「クレヨンしんちゃん」の「嵐を呼ぶジャングル」と「嵐を呼ぶモーレツ! オトナ帝国の逆襲」。コミカルな中に、心臓のやわらかな部分を刺激する、時にずきずきとするほどの切なさを幼心に感じていました。今作もまた、ファンタジーならではの素晴らしい世界観を表現されていて、そこにしかいない生き物や出来ごと、すべてが手に触れられそうなほどに質感が伝わってくるような気がしました。キャラクターたちの仕草や表情がチャーミングに動いていて、私自身も早く生き生きと冒険しているみんなをスクリーンで観たい!という気持ちでいっぱいです。

(c)柏葉幸子・講談社/2019「バースデー・ワンダーランド」製作委員会

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