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ピーター・ドイグ展

20/6/12(金)

展覧会のメインコピーは「この風景をあなたは知っている。」だし、展覧会カタログのある執筆者は「(ドイグの絵は)どこかで出会ったことのある、しかしもう二度と再会できない光景を前にしたときのような淡い切なさを感じさせる」と書いている。うーん、みんな既視感で彼の絵を見ているのか。でも、カナダのスキー場の広告写真や古いインドの絵葉書(古い写真や絵葉書を題材とすることが多い)やトリニダードトバゴの風景を見て、みんな懐かしいと思うのかなぁ。いや、ある人にとってこれはきっと懐かしいシーンなのだろう、という想像が郷愁を呼ぶのでしょうね。そして確かにミステリアスな絵ではある。チラシにはロマンティックとあるがこれも人それぞれかも。絵はとてもとても良い。ぜひ。

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