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『家売るオンナの逆襲』北川景子が社長&母親になるハッピーエンドに 松田翔太との最終対決の行方

リアルサウンド

19/3/14(木) 12:00

 『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系)が最終回を迎えた。先週放送された第9話から1年後、テーコー不動産の競合他社・リッチブラスト不動産が外資系ならではの潤沢な資金を活かし、急成長していた。リッチブラスト不動産はAIを使い、瞬時に物件を発見。しかも営業の方法や顧客へのアンケート質問は“家売るオンナ”三軒家万智(北川景子)にそっくりだった。それもそのはず、リッチブラスト不動産の副社長は、万智に恨みを抱く留守堂(松田翔太)だったのだ。リッチブラスト不動産の暗躍により、テーコー不動産新宿営業所の業績は危機に陥っていた。

参考:舘ひろしも登場!

 リッチブラスト不動産(留守堂)とテーコー不動産(三軒家)の直接対決は、住人の高齢化が進んでいる新宿の集合住宅群「新宿ガーデンハイツ」を巡るものとなった。次々と新宿ガーデンハイツの部屋を買収するリッチブラスト不動産。万智はそれに対抗するため、新宿ガーデンハイツの部屋を根こそぎ買い取り、保育園とともにリメイクすることであらゆる世代が住める理想郷として、再度売却することを決意。100億円以上かかる一大プロジェクトとなり、その資金をお願いするため、万智が今まで正体不明だったテーコー不動産社長(舘ひろし)に接見するという一幕もあった。

 ガーデンハイツで唯一まだリッチブラスト不動産が買収していない部屋が1つ。老兄弟・藤見明(笹野高史)と譲(本田博太郎)は、マジシャングループ・マジック7の元メンバー。マジック7を最初に組んだ部屋を手放せずにいたのだ。万智は、マジック7のメンバーを再結成させ、新宿ガーデンハイツでショーを開催することで、ガーデンハイツに人情を取り戻す。

 一方、留守堂も、テーコー不動産の動きを阻止するためにデマを流したり、立ち退きを無理強いするようなリッチブラスト不動産の姿勢に心のどこかで疑問を覚えていた。そんな中、万智は留守堂の元を訪れ、「顔や見た目を変えても、あなたは自分の中身を変えることができなかった。でも今は違います」と語る。万智の発言にどこか痛いところをつかれたような表情を浮かべる留守堂だった。

 マジック7のショー開催当日、譲が骨折するというアクシデントが。譲の代役を謎の仮面をつけた人物が務め、ショーとガーデンハイツの売り出しは大成功をおさめる。足立(千葉雄大)があとを追うとそこには留守堂の姿があった。留守堂は、以前のように人を思う気持ちを取り戻したのだった。

 こうして一件落着を迎えた『家売るオンナの逆襲』。“人を幸せにする”ための不動産営業としての姿勢を取り戻した留守堂は以前のように海辺の町で不動産を始めた。屋代課長(仲村トオル)は部長に昇進し、万智は100億円の資金調達の代わりに提示された条件として、テーコー不動産社長に。さらに屋代は万智との間に子どもができたことをメンバーに報告! 『家売るオンナの逆襲』は決してコメディーとしての“らしさ”を忘れることなく、ハッピーな結末を迎えた。 (文=島田怜於)

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