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ソ連の忠犬描く日露合作「ハチとパルマの物語」、ザギトワと秋田犬マサルも特別出演

ナタリー

19/11/15(金) 16:02

「ハチとパルマの物語」製作発表記者会見の様子。左からアレクサンドル・ドモガロフ・ジュニア、クリスティーナ・レイリアン、はちくん、益田祐美子、中田直文。

旧ソ連時代に実在した“忠犬パルマ”のエピソードを題材とする「ハチとパルマの物語」の製作発表記者会見が、本日11月15日に秋田・秋田県庁で行われた。

日本とロシア共同製作による本作は、1970年代に旧ソ連時代の空港で飼い主を待ち続けた忠犬パルマの実話をもとにしたストーリー。秋田犬ハチを通じて、母の死で心を閉ざした少年コーリャがパルマに出会い、孤独な心が救われていくさまが描かれる。日本からは渡辺裕之、藤田朋子、壇蜜、阿部純子らが出演。ロシアのフィギュアスケーター、アリーナ・ザギトワと秋田犬マサルの特別出演も決定した。主題歌は堂珍嘉邦(CHEMISTRY)が本作のために書き下ろす。

会見には監督のアレクサンドル・ドモガロフ・ジュニア、ロシアのプロデューサーであるクリスティーナ・レイリアン、日本のプロデューサーである益田祐美子、秋田犬ツーリズム会長の中田直文、そして秋田県大館市の観光キャラクター・はちくんが出席した。ドモガロフ・ジュニアは「俳優であり父親のアレクサンドル・ドモガロフが出演しているが、監督として父と組むことを望んでいたので、今回初めて実現できたことがうれしい」と伝え、「秋田犬には昨日初めて会った。かわいくてキスしました。犬の気持ちをきちんと伝えられるような作品にしたい」と意気込んでいる。

またレイリアンは「ロシアで一番大きな配給会社が担当することになっており、2020年夏以降のロシアでの先行公開を目指しています。この映画をきっかけに日露合作映画が増えることを望んでいます」と期待を込め、日露合作「ソローキンの見た桜」の製作も手がけた益田は「家族がテーマの本当にあった感動的な話で、より楽しめる作品になると思います。ザギトワは必ず大館市に呼びたいと思っています」と明かした。

本作はロシア・モスクワでクランクインし、11月18日には大館市・秋田犬の里で200人のエキストラと撮影が行われる。さらに2020年1月にも大館市で撮影を実施。日本の公開は2021年初夏を予定している。

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