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乃木坂46随一の多忙極める山崎怜奈 ラジオ、クイズ、歴史……多彩な番組出演で見せる快進撃

リアルサウンド

20/10/18(日) 6:00

 今やテレビ、CM、雑誌、舞台、ラジオとあらゆるメディアを席巻している乃木坂46。中でも、番組改変の10月から多忙な毎日を送っているメンバーが山崎怜奈だ。

 今年3月に慶應義塾大学を卒業した山崎は、これまでも歴女として大河ドラマの特番に出演しながら、ラジオ好きが高じて得たラジオレギュラーやクイズ番組『Qさま!!』(テレビ朝日系)準レギュラーとその多彩な活動の幅を広げてきた。

 その勢いはとどまることなく、10月1日より毎週月曜から木曜の13時から約2時間の冠ラジオ番組『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』(TOKYO FM)がスタート。現在、多くのメンバーがラジオにレギュラー出演をしているが、生放送の帯番組を担当するのは乃木坂46で山崎が初めてである。現役のアイドルグループに在籍しながら帯番組のパーソナリティを務めるというスケールの大きさは、小学生の頃からラジオを聴くのがライフワークと化している山崎自身が最も理解していた。今回の帯番組が決定したのは、人一倍の好奇心と熱量でラジオに向き合ってきた日々の賜物だろう。

 番組にはゲストとしてアルコ&ピースの2人に神田伯山と、ラジオリスナーとしての山崎の面が顕著に出た豪華面子に。『問わず語りの神田伯山』(TBSラジオ)の話題を振ったりと山崎の安定したトークには伯山も賛辞を贈るほどだ。2018年4月より2年半の間、アシスタントを務めてきた『金つぶ』(bayfm)は9月末で卒業となっているが、もう一つのレギュラー番組『乃木坂46山崎怜奈の「推しの1コマ」』(CBCラジオ)は変わらず継続中。木曜は昼、夜と2本の冠ラジオを持つという驚異のスケジュールだ。

 彼女のトピックはこれだけでは終わらない。江戸川区出身者として「えどがわ未来カンファレンス」委員に選出。今月12日には会合に出席し、在留外国人が多く居住する江戸川区への多文化・多言語の共生を呼びかけている。さらに同日12日にはレギュラーが決定した『東京GOOD!』(テレビ東京)に初出演。東京の街を巡り、歴史ある場所や施設、イベント、人などを紹介する番組で、歴女としての知識を存分に発揮している。ほかにも、『所JAPAN』(フジテレビ系)では幕末イケメンについて紹介し、『週末ハッピーライフ!お江戸に恋して』(TOKYO MX)にも定期的に出演。8月より「山崎怜奈×歴史プロジェクト」として公式Twitterが始動。神田伯山、レキシと『江戸ラヂヲ』(NHKラジオ第1/NHK FM)に出演と、挙げだすとキリがないほどの経験を積み重ねている。

乃木坂46 山崎怜奈さんが江戸川区役所を訪問

 クイズに関しては、『Qさま!!』準レギュラーのみならず、4度目となる『東大王』(TBS系)への出演。さらに視聴者として観ていた『ザ・タイムショック2020』(テレビ朝日系)では最年少ながら準決勝に進出。慶応の後輩である北川悠理と出演した『つぶし合いクイズ!悪意の矢』(日本テレビ系)では優勝を飾る快進撃を遂げている。博識で直感的な鋭さに加えて、歴女にも通ずる楽しみながら学ぶ習慣が、彼女を驚くほどに急成長させている。

 ラジオ、歴史、クイズの3つを軸に、山崎が身をもって実現しているのは、どんなポジションにあっても夢は叶えられるということ。彼女にとって初の冠番組だった『乃木坂46山崎怜奈 歴史のじかん』(ひかりTV・dTVチャンネル)は、現在チームはそのままに『乃木坂46山崎怜奈とおはつちゃん』として生まれ変わっている。番組に出演する3期生、4期生にとって、山崎もまた偉大な先輩の一人として映っているに違いない。

■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter

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