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パンチライン・オブ・ザ・イヤー2019 (前編) 舐達麻、Moment Joon、KOHH……2019年もっともパンチラインだったリリックは何か?

ナタリー

20/2/13(木) 18:15

題字 / SITE(Ghetto Hollywood)

ラッパーたちがマイクを通して日々放ち続ける、リスナーの心をわしづかみする言葉の数々。その中でも特に強烈な印象を残すリリックは、一般的に“パンチライン”と呼ばれている。

音楽ナタリーでは今回、「2019年にもっともパンチラインだったリリックは何か?」を語り合う企画「パンチライン・オブ・ザ・イヤー2019」を実施。2019年に音源やミュージックビデオが発表された日本語ラップを対象に、有識者たちがそれぞれの見地からあらかじめ選んできたパンチラインについて語り合う座談会を行った。

選者としてこの座談会に参加していただいたのは、音楽ライターの二木信と斎井直史、ストリートカルチャーに造詣が深い編集者の二宮慶介、ブログ「探究HIP HOP」の管理人でUSラップの紹介を専門にしているGenaktionの4名。パンチラインという切り口で2019年の日本語ラップシーンを振り返りつつ、この時代の日本の空気を表しているラッパーたちの言葉に迫った。

舐達麻がなぜウケているのか

二宮慶介 今日の選曲、けっこうかぶってるんですかね?

斎井直史 舐達麻とTohjiはあえて避けました。皆さんとかぶりそうだなと思って。

二宮 俺はどっちも入れてますね(笑)。

Genaktion 僕も舐達麻の「LIFE STASH」から「たかだか大麻 ガタガタぬかすな / 収穫前の開花 裁判前にしてくれ現金化」を選びました。

二宮 自分が選んだのも「LIFE STASH」の「おれは輩とは違うラッパーだクソ野郎 / たかだか大麻 ガタガタぬかすな」のラインですね。そしてTohjiはMall Boyzの「Higher」。この曲は2018年末にリリースされたんですけど、ミュージックビデオが公開されたのは2019年3月なので、一応2019年の曲ということで。「Higher」の「誰も見たことのない景色だけを見る / 俺は子供の頃からずっと天才でいる / 1人空高く上空の上で生きる / 成し遂げて死ぬ 成し遂げて死ぬ」は、2019年の日本のヒップホップでもっとも合唱されたフックなんじゃないでしょうか。「Higher」ってTohjiが出てないパーティでかかっても無茶苦茶盛り上がるんですよ。「さっきライブやってたやつらより盛り上がってるぞ」みたいな(笑)。若い世代のアンセムとして突出した曲だったと思います。

斎井 なんで舐達麻がここまでウケたのか、皆さんはどう思われます?

Gen 言葉遊びの面白さなんですかね? アメリカでいうと、ドラッグをトピックに用いて言葉を畳みかけるスタイルが似ているロック・マルシアーノみたいな。

二木信 それは面白い観点ですね。ロック・マルシアーノはかつて5lack、ISSUGI、BudaMunkからなるSick Teamの曲にもゲスト参加していますね。

斎井 そんなにヘッズじゃない女の子が「EVISBEATSとかと同じような感覚で舐達麻を聴いてるんです」って言ってて、確かにあれをおしゃれなものとして聴いてる人は絶対いますよねって思ったんです。

Gen あ、おしゃれなんですね。

二宮 そう捉えられているところはあると思います。トラックはジャジーだったりブーンバップな音なので、リリックの内容を聞かなかったら、女の子で賑わってるカフェで流れてても違和感はないと思うんですよね。ただ、言葉がハードすぎて数分で異変に気付きそうですけど(笑)。

斎井 「バール買いに行かせた今藤」(「FLOATIN'」)とか(笑)。雑誌「DAWN」のインタビューで「Soulectionを聴いてる」って言ってたんですけど、意外性に驚く反面、腑に落ちた気もしました。舐達麻とSoulectionはタイプがまったく違えど、メロが美しくてもドラムと低音に芯が通っている気持ちいいビートを選ぶ傾向がありますよね。

二宮 聴き心地はめちゃくちゃいいですよね。本人たちもそのへんは自覚的にやってて、BADSAIKUSHは聴き心地のよさを重視してトラック選びをしてるみたいです。

Gen ファンは若い世代が多いんですか?

二宮 もちろんこれだけ話題になってるので、若年層もたくさんライブに来てるんですけど、メインは30オーバーだと思いますね。

二木 今年1月をもって閉店した埼玉・熊谷CLUB Lagoonの、「HOT TOWN HOMIE」というAPHRODITE GANGが主催するパーティに去年8月に二宮さんと一緒に取材に行きました。舐達麻のホームタウンですね。彼らがやんちゃな若者たちにとってのヒーローなんだと実感する経験でした。舐達麻の話の流れで言うと、僕はRYKEY×BADSAIKUSHの「Roots My Roots」から、冒頭のBADSAIKUSHのリリック「間違ってる事を正しいと歌わない俺は」を選びました。

二木 「間違ってる事を正しいと歌わない」ってきわめて真っ当な表明ですよね。ただ、BADSAIKUSHが歌うことで字義通りの意味から変容していくんです。いわゆるギャングスタラップと言われるものの中には、「俺らは悪いことも間違ったこともしてきた。それが俺らの生き方だ」ってよくも悪くも自己正当化に走るものも少なくない。だけど、このリリックは自己正当化することを一概によしとしていないですよね。このヴァースの後半で「言うと思ってたじゃ / つまらねえガイダンス」とラップしています。スピリチュアルな話ではないですが、確かに冒頭の言葉は意識を反転させるような効果がある。字面だけ追うと凡庸なリリックに思えるかもしれないけれど、BADSAIKUSHがラップすることで「善悪とは何か?」を聴く人に考えさせるぐらい強烈なパンチラインになるんだと感じました。

斎井 なるほど。

二木 “パンチラインとは何か?”を考えたときに、自分の中に残って何度も反芻しちゃう言葉も含むかなと。

斎井 見た目も悪そうだし実際に悪いことしてるのに、この人たちは美学の塊なんでしょうね。哲学的なところもあるし。

二宮 やっぱり本をたくさん読んでるのは大きいんじゃないですか。刑務所の中は本を読むことしか楽しみがないからひたすら読んでいたらしく、それでリリックが文学的な言葉遣いになったのかなと。「100MILLIONS(REMIX)」の「強く抱きしめるこんな美しい夜は / 2度とは来ないかもしれないから / まぶたの裏に焼きつける姿 / 終わりない口づけ交わり待つ朝」というDELTA 9 KIDのヴァースは、“朝”が“麻”とのダブルミーニングになっていて、基本的にネタの話をしてるんですけど、“いつ捕まってもおかしくない儚さ”みたいなものをすごく詩的に表現していて好きですね。

斎井 このリミックスでBADSAIKUSHが「NujabesにTOKONA-X / 受け継いだ血」ってラップしてますけど、Nujabesの名前が出てきたのにビックリしませんでした?

二宮 Nujabesをリアルタイムで聴いていた世代にはない感覚ですよね。当時はNujabesを筆頭にしたジャジーヒップホップは人気がある一方で、おしゃれさが鼻にかかると言って敬遠していた人もけっこういましたからね。あれだけハードコアなスタイルの人がNujabesを好きと公言してるのは、時代が回った感じがします。

斎井 YouTubeでたまに、世界各国のヒップホップを紹介するダイジェスト動画みたいなのを観るんですけど、アメリカのトレンドの影響が大きいことを痛感するばかりなんです。舐達麻はその点、彼らの背景にあるドラマが今の日本の現状を残念ながら反映していることも含めて、「これが今の日本のヒットだよ」って自信を持って言える。踊りやすいビートがヒットする一方で、ライミングするためのビートと、リリックの文字情報が流行る現象も対比して考えちゃいます。

Moment Joonが浮き彫りにした日本の現状

二木 Genさんはほかに何を選んだんですか?

Gen MEGA-Gさんの「Rap is outta control」の「たとえ世界をロックしてる人気者の / ジーン・シモンズが不謹慎にも / ラップの死を願ってディスをしても / 誰もお前のケツにはキスをしねえ」です。二重表現を用いた直喩ではあるんですけど、小刻みに韻を踏んで4小節でキレイに収めてるから。「聴いたときにわかる」と「あとでじっくり聴き込んでわかる」は別物だと思うんですけど、MEGA-Gさんのラップは聴いた瞬間に、面白いことを言ってるのがわかるんですよ。同じアルバムの「Lisence to ill」も全体的にパンチラインなんですけど、「リアルhiphop絶滅危惧種 / 俺ら時流とは決別しつつ / evidence残すrhyme sayers / ジャンキーのライフセイバー」のところがいいですね。

二木 MEGA-Gはヒップホップヘッズを唸らせるリリックを書く達人ですね。僕がわかる範囲で言えば、「evidence残すrhyme sayers」ではロサンゼルスのラッパー / プロデューサーの“エヴィデンス”と“証言”のダブルミーニングを仕掛け、さらにエヴィデンスが作品をリリースする老舗インディレーベル・Rhymesayersを韻に組み込んでいますね。意訳すれば、“証言を残す韻の達人”とでもなるでしょうか。

Gen あとは韻踏合組合の「イカれてる イっちゃってる 異ノーマル(feat. 漢, NIPPS, Moment Joon)」。僕はMoment Joonがすごく好きですね。最初は“ちょっと英語っぽく発音するバイリンガルラッパー”というイメージが強かったんですけど、去年出た「Immigration EP」は日本語がわかりやすくなってましたね。「イカれてる イっちゃってる 異ノーマル」は7人が8小節ずつラップしている曲なんですが、Moment Joonが「偽モンキチガイの敵は所詮マトリ / 俺の敵は日本の偏見と日本の総理」ってラップしてるところの後半1小節だけビートが抜かれているんです。この曲をプロデュースしたDJ PANASONICは、彼のヴァースがこの曲の聴かせどころだと思ってそうしたはず。ほかの人たちのラップがストリートライフのボースト的なのに対して、最後に登場するMoment Joonは自分の経験に裏付けされた心情を表現していて、すごくよかったです。

二木 Moment Joonが“マトリ=麻薬取締官”という単語を使っているのも新鮮ですよね。彼が自身の楽曲などではあまり使わない単語だと思いますけど、漢らが参加している曲だからあえて使ったとも推測できます。漢は「Rhythm of street life」という曲で「麻取のオトリでしばらくはオリの中」とライミングしています。漢が“麻取”と“オトリ”と“オリ”で韻を踏む一方、“麻取”と“総理”で韻を踏んでいるのがMoment Joonの個性ですよね。異なるスタイルのラッパーが集うマイクリレーの醍醐味だと感じます。

Gen さらにそのラインのあとに「お前の緑は草 / 俺の緑はパスポート / ずっとメンヘラしときゃ良いよ / 俺は行くよ王道」とも言ってて、「それって同じ曲で今までラップした人たちをディスってんの? すげえなこの人」ってビックリしちゃいました(笑)。

斎井 さすが「Fight Club」の魂を持ってますね(笑)。

二木 ビッグ・ショーンの「Control」に客演したケンドリック・ラマーがいろんなラッパーの名前を挙げるヴァースに触発されて、Moment Joonは「Fight Club(Control Remix)」という曲を2014年に発表しましたね。ところでMoment Joonといえば、1月1日に「TENO HIRA」という素晴らしい曲のMVを公開しました。この曲のリリックは、YouTubeの説明欄に伏せ字なしで掲載されています。通常は僕が発語するのは控えるべき蔑称を含みますが、ここでは表現の生々しさを伝えるためにそのまま記すと、「このクソチョンこそ日本のヒップホップの息子」というラインがある。非常に剥き出しの言葉で心を揺さぶるものがあります。議論を展開するためにあえて英語圏の文脈に置き換えて思考すると、Nワードを含むようなラインと考えられるでしょうか。

Gen 僕は発音したくない言葉ですね。

二宮 そうですよね。差別の対象が自分だからアリ、ということなのかな?

Gen 同じ言葉が「マジ卍」って曲でも使われてますよね。僕は曲としては「Immigration EP」の中では「マジ卍」が一番好きでした。中高生は“卍”って言葉を気軽に使ってるけど、世界的に見たらハーケンクロイツの鏡写しで、その事実に目を向けようとしない日本を覆う空気感に対して「日本全体がマジ“卍”」というメッセージを曲で表現している。しかもコリアンとしてのアイデンティティを示しながら。自分の出自や経験を踏まえた歌詞世界を作品の中できちんと表現できているのは彼くらいな気がします。

二木 ちなみに引用したラインの前に、ECDに言及する部分がありますよね。「でも彼なら、俺が言いたいこと知ってるかも知れない / 感じてる 俺の中の彼のルーツを / だから~」と。彼とはECDのことです。そして、あの言葉につながる。

斎井 そこは印象的ですよね。

Gen すごく日本のヒップホップのことを考えてますよね。例えば「ラッパーって奴らは今日も言うことないから歌詞に入れたbitch」とか。そういう皮肉って結局、カルチャーとしてのヒップホップをちゃんと日本に根付かせていきたい気持ちの表れで。

二木 あと最後の「スカイツリーじゃなくて君が居るから日本は美しい」というリリックもとてもいいですよね。

Gen はい、美しいですよね。

二木 2012年に開業した、墨田区にあるスカイツリーは東京の観光名所の象徴の1つです。ただ、スカイツリー建設時には周辺の都市再開発や、公園の改修工事の名目による野宿者の強制排除が社会問題化しました。だから、無邪気に「スカイツリーって美しいよね」と言えないシビアな現実があるのも事実。この曲を聴いて、個人的にはそういう東京の歴史も思い出しました。

ブームに対して一喝したKOHHと、居場所のない日本で楽しむCIRRRCLE

二木 斎井さんが選んだパンチラインは?

斎井 自分もMoment Joonの曲から1つ選んだんですけど、それは一旦置いておいて、僕はKOHHの「ロープ」の「見えないロープに縛られてる俺たち / 全然見た目は違うけど同じ」というラインが、去年ずっと頭の中にこびりついてループし続けましたね。「KOHHですらそんなことを感じるのか」って、病むことの怖さを感じて。

二木 ああ。

斎井 2018年は国内でも海外でもエモラップに勢いがあったけど、2019年の初めにKOHHが出した「UNTITLED」は、「本気でエモをやったらどんだけ地獄か見せてやる」という気迫すら感じてしまうんです。2018年頃は「俺はやりたいように生きる」というラッパーがたくさん出てきて、正直なところ内心イラっとしてたんですよ(笑)。KOHHがそのブームに対して「トップに立つ俺ですら、ロープで縛られてるみたいに感じてるんだ」と一喝したようにすら思えましたね。

二木 この曲のプロデュースとミックスはMURVSAKI BEATZですね。ストリングス隊の演奏がこの曲の決め手の1つだと思います。

二宮 LINE CUBE SHIBUYAのワンマンライブもオーケストラ編成でやってましたね。

斎井 あの音は本当に「フルパワーで殺しに来たぜ」って感じがします(笑)。実は「UNTITLED」は聴き込んでいたらつらくなってきて、以降まったく聴いてなかったんですよ。けど振り返ると今となっては、つらかった合宿を思い返すときのように美化された思い出となってます(笑)。そして次に選んだのがMoment Joonの「令和フリースタイル」。彼の活動はシーンに一石を投じたと思うので。

斎井 自分が選んだのは「定番の質問『日本に何しに?』 / 今答えは『お前を殺しに』 / そんなの聞かれない日本が / 見たいならば君だってMy people」というラインです。彼が書いた自叙伝「三代 兵役、逃亡、夢」は、彼がどんな恐怖を経験してきて、何と戦おうとしているのか、見事につづられているんですね。そして彼が戦った先に何を求めているのかというと、自分が自分のままで否定されない居場所だと思うんです。最初にこの曲を聴いたときは「YOUは何しに日本へ?」という番組のタイトルにかけてる程度なのかと思ってたんですけど、自伝を読んで印象が変わりましたね。父親からも社会からも逃げてたどり着いた先で「何しに来たの?」なんて言われた気持ちを考えると……。

Gen 普通に考えて、日本に来た人に「Why did you come to Japan?」なんて言ったら失礼ですからね。ほかの国だったらあの番組はありえなくて、日本だから許されているのでしょう。

斎井 そうですよね。それに無自覚だからこそ、タチが悪い。

Gen そういう視点をクリアにして、今の社会の状況をビビッドに映すということを、彼はすごく積極的にやっているんですよね。

斎井 そして次に僕が選んだ曲は、ほぼ英語詞なので日本語ラップとは言えないんですけど、CIRRRCLEという3人組の「Mental Health」です。日本育ちLA在住のアフリカンアメリカンのラッパーと、日本生まれでアメリカの大学に通って今は日本にいるレズビアンのシンガーと、日本人ビートメイカーからなるグループで、自分たちの音楽を“ハッピーヒップホップ”って銘打ってるんです。

Gen 確かに“日本語ラップ”ではないですね。“日本のヒップホップ”ではあるけど。

斎井 そう、彼らみたいなアーティストをメディアが取り上げるときに、日本語ラップじゃないけど海外を拠点に活動してるわけじゃないし、なんてくくって紹介していいのかわからないんですよね。既存の枠からはみ出ちゃってて。

二木 なるほど。

斎井 思うに、彼らはMoment Joonと表裏一体なんですよ。アフリカンアメリカンのJyodanは日本でも育ったのに、日本にいると何かと職質されるし、周りの人から距離を取られてしまう。レズビアンのAmiideはそれを公言できず、日本に居心地の悪さを感じている。ビートメイカーのA.G.Oは音楽好きなのにサラリーマンという枠に自分を溶け込ませないといけないと葛藤している。彼らは以前インタビューした際に「CIRRRCLEを作ったのは、みんなそれぞれ居場所がないから」と語ってくれたんです。枠から外れた人に冷たい日本人の目を覚まそうとするMoment Joonに対して、CIRRRCLEは居場所のない日本で、自分を歪めずにハッピーになってみせようとしている。この「Mental Health」には「Castle in the sky. I'll catch you when you fall」というAmiideのヴァースがあって、つまり「上空のお城から君が落ちてきたって僕がキャッチするよ」と言っているんですけど。

Gen 「天空の城ラピュタ」みたいな?

斎井 そうなんです! 僕はこれがラピュタを踏まえたリリックだと気付いたときは英語で歌いながらもスッと日本を差し込むワードチョイスにグッときたし、「日本がこういう感覚の人ばっかりだったら、Moment Joonもこんなに怒らなかったんじゃないのか」みたいな気持ちにもなっちゃって。

<後編につづく>

取材・文 / 橋本尚平 題字 / SITE(Ghetto Hollywood)

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