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MEGUMI、『台風家族』監督の仰天エピソードに驚き「おれはMEGUIMみたいな女性と結婚する」

ぴあ

20/7/7(火) 7:00

(左から)市井昌秀監督、MEGUMI

自主映画の祭典“ぴあフィルムフェスティバル”を擁するPFFが立ち上げた新プロジェクト“オンラインPFF”。そのオープニングを飾る『PFF・オンライン映画祭~“ひと”が映画をつくる~』が7月6日、第3夜を迎えた。配信上映されたのは、PFFアワード2008でグランプリをはじめ4賞に輝いた市井昌秀監督の『無防備』だ。

上映後には市井監督に加えて、昨年公開された市井監督の『台風家族』に出演し、第62回ブルーリボン賞助演女優賞を受賞したMEGUMIがトークショーを実施した。以前からMEGUMIの大ファンだったという市井監督が、「妻と結婚する前、大喧嘩をして『おれはMEGUIMみたいな女性と結婚するんだ』って言ったことがあって(笑)」と仰天エピソードを明かすと、当のMEGUMIは驚きの表情。市井監督の妻は、女優の今野(現・市井)早苗。出産をテーマにした『無防備』ではキーパーソンの妊婦、千夏役を演じているのだ。

「ああいう起伏が激しく、コントロールできない部分は女性なら全員持っていて、人と触れ合うなかで、(表に)出さないようにすることも。あのもがく感じを、あんな風に向き合い、乗り越えられたら、どんなに素敵だろうって。私もそうですから、救われますよね。男性にもそのテーマに向き合ってほしい」(MEGUMI)

「人が痛みを感じて、衝動的に何をしでかすか分からないのは男も女性も、根本的には区別する必要はないんじゃないかと。人間同士がぶつかり合って、泥臭く、エモーショナルになる瞬間を描きたいと思っている」(市井監督)

以前はバラエティのイメージも強かったMEGUMIだが「映画にはずっと出たくて、出たくて、恋焦がれていた。市井さんと白石監督(出演作『ひとよ』の白石和彌監督)に、ぐっと引き寄せていただいた」。

また、ミニシアターに足しげく通う映画通でもあり、コロナ禍ではマスク販売を通して、ミニシアターの支援にも乗り出している。「ミニシアターの魅力は、個人商店感」だと言い、「海外の細かなカルチャーや考えに触れることで、役者としても、人間としても、勇気をもらっている」と熱い思いを語った。

市井監督も「一概には言えないが、やはりシネコンに比べて、作家の顔が見られるのがミニシアター。それにやっぱり映画館で観る、共有する感じが大事」だと共感を示し、「きれいごとっぽいけど、年々、自分のやりたいことをやっていれば大丈夫だと。同じ脚本であっても、監督が違えば、違う作品になりますし」と背筋を伸ばす。

コロナ禍での意識の変化に話題が及ぶと、MEGUMIは「エンタメの方向性、映画の持つ意味がギューンって変わっていきそうな気がしますね。立ち止まることで、生活と向き合い、当然のことにやっと気がついた部分もありますし。『あっ、夕陽がきれい』とか。マインドチェンジしたことを踏まえて、また作品が生まれていくと面白いですよね」と前向きな姿勢。

市井監督は「まだ、この3~4カ月のことを肯定する気にはなれないですけど、今は変な人ばっかり出てくるもの(脚本)を書いています。地球外生命体から見た人間とか」と新作の構想を話していた。

文:内田 涼

『PFF・オンライン映画祭~“ひと”が映画をつくる~』
7月4日(土)~9日(木) 連日21:00よりライブ配信
※配信終了後~各7日後の23:59までアーカイブ視聴可能

「PFF・オンライン映画祭」詳細(https://pff.jp/jp/news/2020/06/pff_online2020.html

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