今泉力哉監督の映画『街の上で』の新たな公開時期が2021年春に決まった。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で公開延期となっていた同作は、「自主映画への出演」を依頼された主人公・荒川青が出演を決めるまでの様子や、出演後の「何か変わったのかわからない」数日間、その過程で出会う女性たちの姿を描いた作品。今泉力哉監督と漫画家の大橋裕之が共同で脚本を手掛けた。荒川青役に若葉竜也がキャスティング。撮影は東京・下北沢で行なわれた。

なお東京・新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷をはじめとする公開予定劇場に関して現時点で変更はないとのこと。取り扱い劇場窓口などで全国共通特別鑑賞券の販売を継続するほか、購入済みの全国共通特別鑑賞券は公開に際して使用することができる。

今回の発表とあわせて新たな公開表記の予告編が公開された。

今泉力哉監督のコメント

まだまだ先の見えない状況ではありますが、やはり満席の劇場が似合う映画だと思っています。
笑い声。知らない人と肩を並べて。
それも含めての映画だと思っています。
映画「街の上で」期待してお待ちください。
映画館でお会いしましょう。

若葉竜也のコメント

「街の上で」自信作です。
普段こんな事いうタイプの俳優ではないですが、荒川青という人間は僕しか演れなかった。と素直に、思います。
映画館で、皆さんと一緒にこの映画を観たいです。
皆さんがどんな表情で観るのか、皆さんがどんな声で笑うのか、または、泣くのか。
楽しみだな。この映画のイチ、ファンとして。