「i-新聞記者ドキュメント-」の予告編がYouTubeで解禁された。

東京新聞社会部の記者・望月衣塑子の姿を通して、日本の報道の問題点、ジャーナリズムの地盤沈下、社会が抱える同調圧力や忖度の正体に迫る本作。「A」「A2」「FAKE」の森達也が監督を務め、「新聞記者」のプロデューサーである河村光庸が企画と製作を担当した。

予告編には、望月が憤りを隠さず渦中の人物たちに詰め寄るさまや、森が「彼女がやってることは、政治権力に対して質問をする……これがなんで注目されなければいけないんでしょう」と疑問を呈する様子などを収録。望月と菅義偉内閣官房長官の「長官はこの会見をいったいなんのための場だと思ってらっしゃるんでしょう？」「あなたに答える必要はありません」という攻防も切り取られた。

「i-新聞記者ドキュメント-」は11月15日より東京・新宿ピカデリーほか全国で順次公開。なお本作は第32回東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門で11月1日、4日に上映される。

(c)2019『i –新聞記者ドキュメント-』