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DOBERMAN INFINITY、初武道館ワンマンに“DOBERMANファミリー”が集結

リアルサウンド

18/11/13(火) 20:20

 DOBERMAN INFINITYが、11月12日に自身初となる日本武道館公演『DOBERMAN INFINITY 2018 DOGG YEAR ~FULL THROTTLE~』を開催。グループの集大成となる全24曲を披露した。

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 DOBERMAN INFINITYは今年、自身のグループ名を戌年にかけて“DOGG YEAR”と称し、アルバム『OFF ROAD』を提げて全国16都市18公演を周ったワンマンツアー『PARTY ON THE OFF ROAD TOUR』や、AK-69やw-inds.など親交のある多数のゲストアーティストを招いた主宰フェスティバル『D.Island 2018』を開催するなど、精力的に活動してきた。今回の日本武道館公演は、“DOGG YEAR”のフィナーレとなる。

 グループのアティテュードを力強く歌い上げる「OFF ROAD」でライブが幕を開け、P-CHOが「俺たちが武道館に来たぜ!」と宣言すると、さらに会場はヒートアップ。そのまま「DO PARTY」、「Treasure」、「SUPER BALL」、「ICE BOX」、「WILD STYLE」、「GET UP AND DANCE」と、序盤から一気に盛り上げていく。

 DOBERMAN INFINITYのライブではお馴染み、DJ HALによるスクラッチプレイを挟んだ後は、ドラムとサンプラーの生演奏に合わせて、KUBO-C、GS、P-CHO、KAZUKI、SWAYが順にソロでのラップと歌を披露。さらに『HiGH&LOW』の山王連合会テーマ曲である「Do or Die」や、米ヒップホップグループ・House Of Painの「JUMP AROUND」をカバーした「JUMP AROUND∞」などで、会場を大きく揺らす。続くファンキーチューン「Living Happily」では、ファンたちに「最近ハッピーだった出来事」を聞いていくなど、参加型の演出も見せる。〈CRAZYなBABYは夏が好き!〉のフレーズが耳に残る爽やかなサマーソング「GA GA SUMMER」では、サビをファンたちがシンガロングする一幕もあった。

 コーラス隊が重層的なハーモニーを聴かせてからは一転、「Butterfly Effect」でしっとりとしたムードに。続くKAZUKIのソロ曲「Baby」もまた、メロウネスで美しいメロディーが印象的なR&Bバラードで、圧倒的な歌唱力を見せつける。「Perfect Love」は、ソロのヒップホップアーティストとしても活動するSWAYによる楽曲。そして、DOBERMAN INFINITYの代表的なバラード曲「あの日のキミと今の僕に」で、会場は感動に包まれる。

 情熱的なギターソロの後は、「SAY YEAH!!」や「99」、「Looking’ for」といったハイテンションな楽曲でタオルを回し、会場はさらなる一体感に。そして本編ラスト、SWAYはマイクを握ると、「この5人で歩み始めてから、4年半が経ちました。この憧れのステージに立つことができて本当に嬉しく思います、ありがとうございます。俺たちだけじゃない、みんながここ武道館にいます」「諦めなければ、必ず夢は叶うと、改めて教えてもらいました」「今日よりもっと強くなって、明日こそ絶対にもっともっとデカい夢を掴んでいきたいと思います」と、この日はじめてのMCを行い、最新曲「YOU & I」を披露した。

 アンコールでは、DOBERMAN INCのオリジナルメンバーであるP-CHO、GS、KUBO-Cの三人が、2000年代当時のヒップホップファッションに身を包んでステージに。そこに、かつてメンバーだったTOMOGENが駆けつけて、DOBERMAN INCとしてマイクリレーを披露する。さらにKAZUKIとSWAYが合流し、DOBERMAN INFINITYがプロデュースする新鋭グループ・BALLISTIK BOYZもステージに。まさに“DOBERMANファミリー”と呼べる大所帯で、未発表曲「DI Till Infinity」をパフォーマンスした。そして、現体制でのデビュー曲となった「INFINITY」、夢へと向かう決意を歌った「いつか」へと繋げる。

 ライブの最後に行われたMCでGSは、「時間はかかりましたが、夢の武道館にたどり着けました。胸を張って、これからも自分たちの音楽を続けたいと思います」「HIROさんから、『勝つまでやれば負けないから』という言葉をいただき、それを信じて突き進んで、いま俺たちはここに立っています」と語り、涙ぐむ一幕も。ラストには、DOBERMAN INFINITYのライブでは定番となる「ON WAY HOME」を、観客たちとともに歌い上げ、メモリアルな武道館ライブは幕を閉じた。(リアルサウンド編集部)

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