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インド映画史上最高の予算を投じた宮廷物語 『パドマーワト 女神の誕生』予告編公開

リアルサウンド

19/4/11(木) 18:00

 6月7日公開のインド映画『パドマーワト 女神の誕生』の予告編が公開された。

参考:映像はこちら

 本作は、16世紀に生み出されたインド古来の伝記を、インド映画史上最大級の製作費を費やした映画化したもの。公開時点でインド映画史上最高となる約30億ドルの製作費が投じられ、ヒロインのパドマーワティの衣裳は、一着およそ200万ルピー(約320万円)、重さは30キロになったものもあり、演じたディーピカー・パードゥコーンは1日12時間もの間、その衣裳を着続け撮影に臨んだ。

 『トリプルX:再起動』でハリウッド進出も果たした、インド映画界で最も出演料が高額と言われるトップ女優、ディーピカー・パードゥコーンをはじめ、ランヴィール・シン、シャーヒド・カプールなど、ボリウッドを代表する役者が集結した。

 有名な伝記の映画化に、インドでは制作段階から注目を集め、劇中でのヒンドゥー教や、インド古来の民族であるラージプート族の描写に憶測が飛び交い、一部の過激な宗教団体による上映中止運動などが勃発。その話題の高まりから、2018年インド国内興収で3位となる約61億円、インド映画の世界興行成績でも歴代10位となる、約100億円の大ヒットを記録した。

 公開された予告編では、圧倒的な美しさを見せつける王妃パドマーワティ、狂気さえ感じさせる野望に満ちたイスラム王アラーウッディーン、小国の王ながら高潔さを重んじるラタン・シンの3人の信念が交錯して、やがて一国の運命を揺るがす戦いとなっていくさまが映し出される。インド映画特有のダンスシーンはもちろん、当時の建築を再現したセットや豪華な衣装、圧倒的な数の群衆、スケール感溢れる戦闘シーンなど、大迫力の世界が広がる。(リアルサウンド編集部)

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