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『塔本シスコ展 シスコ・パラダイス』開催 自分らしく描き続けた自由な作品世界を紹介

ぴあ

塔本シスコ《もらったラン、もらったシクラメン》1996年 個人蔵

50代から独学で油絵を始め、団地の四畳半の自室をアトリエに、人生を丸ごと絵日記に描き出すかのごとく、自由奔放に制作を続けた塔本シスコ(1913–2005)。これまであまり広く紹介される機会のなかったシスコの作品群を紹介する展覧会『塔本シスコ展 シスコ・パラダイス かかずにはいられない! 人生絵日記』が、9月4日(金)より世田谷美術館にて開催される。

シスコの旺盛な制作意欲はキャンバスだけにとどまることなく、91歳で亡くなる寸前まで、酒の空きビン、木箱、しゃもじなど、身の回りのあらゆるもので独創的な作品を制作し続けた。

7つの章で構成される本展では、約200点の作品をとおして、ありのままに、自分らしく描き続けた、塔本シスコの自由な創作の世界を展観する。

塔本シスコ《秋の庭》1967年 世田谷美術館蔵
塔本シスコ《絵を描く私》1993年 個人蔵
塔本シスコ《シスコの月》2004年 個人蔵

【開催概要】
『塔本シスコ展 シスコ・パラダイス かかずにはいられない! 人生絵日記』
会場:世田谷美術館 1階展示室
会期:2021年9月4日(土)~11月7日(日) ※日時指定制
開館時間:10:00~18:00(最終入場は17:30まで)
休館日:月曜日(9月20日は開館)、9月21日(火)
料金:一般1,000円、65歳以上・大高生800円、中小生500円
※熊本市現代美術館、岐阜県美術館、滋賀県立美術館へ巡回予定

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