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「ティモシー・シャラメについてなら何日だって話せる」、主演作の監督インタビュー

ナタリー

19/10/20(日) 9:30

「マイ・ビューティフル・デイズ」オフショット。左からジュリア・ハート、アンソニー・クインタル、リリ・ラインハート、ティモシー・シャラメ。

ティモシー・シャラメ主演作「マイ・ビューティフル・デイズ」で監督を務めたジュリア・ハートのインタビューコメントが到着した。

行動障害を持っており、密かに女性教師に恋心を抱く高校生をシャラメが演じた本作。脚本家になる前に教師をしていたというハートは、本作の脚本を手がけるにあたって自身の経験からインスピレーションを受けたという。またビリー役にふさわしい役者を見つけることが「この作品にとってすべてでした」と語り、シャラメに対して「彼の演技は信じられないほど成熟していて、それと同時にすごく無邪気。思春期の戸惑いから劇作家アーサー・ミラーのモノローグまで自在に演じてしまう。彼は役者として本物で、それ以上に人間として本物です。彼についてなら何日だって話し続けられます」と称賛の言葉を並べた。

さらに「この作品の中で10代の子たちが言うことや体験すること、彼らのあり方に偽りがないと感じられるかどうかが、私にとってはとても大切でした。若い俳優たちがリアルだと感じてくれたことが、脚本家として一番うれしい褒め言葉でした」と述懐。「映画の中では社会に幻滅した怒れる存在として描かれることが多いけど、自分の人生やほかの人の人生に一生懸命な若者もたくさんいます。私は若者が大好きなんです。この映画を通してそれが伝わるといいなと思っています」と呼びかけた。

「マイ・ビューティフル・デイズ」は11月1日より東京・新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで公開される。なお、このたび著名人から応援コメントも到着。ブロードキャスターのピーター・バラカン、音楽評論家の東郷かおる子、モデルの小谷実由が本作を賞賛している。

ピーター・バラカン コメント

大人なのにどこか子供の頃の悩みを抱えていたり、
逆に高校生で妙に成熟したところがあったり、
教師と生徒の複雑な関係をとてもリアルに描いた映画です。
みんな演技がうまい!

東郷かおる子 コメント

不器用で繊細な“恋”を歌った「金色の髪の少女」が
世に出たのは1975年のことだ。
この曲を今、こんなに切なく聴かせるなんて……。
全編にあふれるノスタルジックな感覚に、
いつの時代も人は皆、それほど単純じゃないことを思い出した。

小谷実由 コメント

感じて、思い、伝える。感情の使い方で人は変わっていくと思う。
美しい日々とはなんだろう。
全ての人がそれぞれの深さの溝を抱えて生きているこの世界で、
互いに寄り掛かりながら支え歩んでいく姿が果たしてそうなのか。

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