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フェルメール《窓辺で手紙を読む女》の“本当の姿”とは? 『フェルメールと17世紀オランダ絵画展』開催

ぴあ

ヨハネス・フェルメール《窓辺で手紙を読む女》(修復後) 1657-59年頃 ドレスデン国立古典絵画館 (c) Gemäldegalerie Alte Meister, Staatliche Kunstsammlungen Dresden, Photo by Wolfgang Kreische

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※1/6追記  新型コロナウイルス感染拡大の影響により、同展は開幕延期となりました。詳細は展覧会の公式HPでご確認下さい。

ドイツ東部にあるドレスデン国立古典絵画館が所蔵する、17世紀オランダ絵画の名品約70点を紹介する展覧会『ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展』が、東京都美術館にて開催される。

15世紀から18世紀の絵画、特にルネサンス期、バロック期のイタリア絵画、17 世紀のオランダ絵画、フランドル絵画を数多く収蔵しているドレスデン国立古典絵画館。17世紀オランダを代表する画家、ヨハネス・フェルメールの《取り持ち女》や今回出品される《窓辺で手紙を読む女》を所蔵するなど、ヨーロッパでもトップクラスのコレクションを誇っている。

フェルメールが自身のスタイルを確立したといわれる初期の傑作《窓辺で手紙を読む女》は、1979年のX線調査で、壁面にキューピッドが描かれた画中画が塗り潰されていることが判明。大規模な修復プロジェクトによってその画中画が現れ、フェルメールが描いた当初の姿となった。同展では、修復後の《窓辺で手紙を読む女》を所蔵館であるドレスデン国立古典絵画館で公開された後、世界に先駆けて公開。修復プロジェクトの過程を映像やパネルなどで紹介する。また、同館が所蔵するレンブラント・ファン・レイン、ハブリエル・メツー、ヤーコプ・ファン・ライスダールなど オランダ絵画の黄金期を彩る珠玉の名品約70点もあわせて展示する。

350余年前にフェルメールが描いていた 《窓辺で手紙を読む女》の“本当の姿”を確かめてみたい。

ヤーコプ・ファン・ライスダール 《城山の前の滝》1665-70年頃 ドレスデン国立古典絵画館 (c) Gemäldegalerie Alte Meister, Staatliche Kunstsammlungen Dresden, Photo by Elke Estel
レンブラント・ファン・レイン 《若きサスキアの肖像》1633年 ドレスデン国立古典絵画館 (c) Gemäldegalerie Alte Meister, Staatliche Kunstsammlungen Dresden, Photo by Elke Estel/Hans-Peter Klut
ハブリエル・メツー 《レースを編む女》1661-64年頃 ドレスデン国立古典絵画館 (c) Gemäldegalerie Alte Meister, Staatliche Kunstsammlungen Dresden, Photo by Elke Estel/Hans-Peter Klut

【開催概要】
『ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展』
会場:東京都美術館 企画展示室
会期:※1/6追記 新型コロナウイルス感染拡大の影響により開幕延期
時間:9:30~17:30(入室は17:00まで)
休室日:月曜(3月21日は開室)、3月22日(火)
料金:一般2,100円、大学・専門学生1,300円、65歳以上1,500円
※日時指定予約制
※高校生以下無料(日時指定予約が必要)
展覧会公式サイト:https://www.dresden-vermeer.jp

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