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四千頭身後藤「僕の24年間が詰まった」エッセイ集発売、自分なりのユーモア足す

ナタリー

四千頭身・後藤

四千頭身・後藤のエッセイ集「これこそが後藤」(講談社)の発売を記念した囲み取材会が本日9月8日に東京・紀伊國屋書店新宿本店で実施され、後藤が本書について語った。

本日発売された「これこそが後藤」は「小説現代」(講談社)で連載されたエッセイや、書き下ろし作品などをまとめたもの。連載を始めた経緯を後藤は「本を書きたい欲はなく、『このへんで執筆しておくべきでは?』という“圧”で始めました」と振り返る。その内容に関して「僕の24年間が詰まった作品。あることないこと書いてます。ノンフィクション枠でやらせていただいています。事実だけを述べると堅苦しいので自分なりのユーモアを足しつつ。車を買った裏側、僕とアンチとの戦いなど壮絶な1冊になっています」と説明した。

後藤は「毎月1200文字を埋めるのが大変だった」「Wordアプリにログインできなくて文字数を肉眼で数えた」といった執筆の苦労を明かしていく。このエッセイに対する相方・都築と石橋の反応を取材陣に尋ねられると「サンプルで真っ白なものを渡した。自由帳バージョンです。都築から『面白かった』と言われた」とつかみどころのないエピソードを披露する。またタワーマンションに引っ越したことを公言し、本書のエッセイにも書いているが、こういった個人情報の公開を「ちょっと言い過ぎた」と悔いている様子も。

四千頭身のネタの執筆とエッセイの執筆を比べて「ネタを書いているときはエッセイを書くのが楽しい。エッセイを書いているときはネタを書くのが楽しい」と話したうえで「みんなもそうじゃないでしょうか?」と問いかける後藤。「これこそが後藤」の巻末にはムロツヨシ、作家・武田綾乃との対談も収録されており、後藤は「ムロツヨシさんとの2ショット写真はなかなか見せない表情です。武田綾乃さんの『愛されなくても別に』という本を読んでから僕の本を読むと楽しみが増えます」と2人に紐づけて本書をアピールした。

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