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BOYSぴあSelection 第31回 古川毅

古川毅 Part2「落ち込んだときは、好きな女の子に抱きしめられたい」

全2回

PART2

2月27日についに20歳を迎える古川毅くん。取材当時はまだ19歳。でも、未成年だなんて信じられないぐらい、カメラを見つめる眼差しは色気がダダ漏れ。PART2では、黒真珠みたいな瞳と奇跡の8頭身スタイルを持つ古川くんの、バースデー直前、あともう少しで20歳の本音トークをお届けします♪

── もうすぐで20歳ですが、20歳になったらしたいことって何ですか?

あんまり意識したことがなかったんですけど、お酒を飲めるか飲めないかが大きな違いかなとは思います。お酒の席でまた新しい交友関係が生まれたり、人とのコミュニケーションができるのはすごく楽しみなので、20歳になったらそういう場所に行ってみたいです。

── 20歳になることはそんなに意識していなかったんですね。

そうですね。この世界にいると、やっぱり周りの同世代の人たちと感覚が違うっていうのは自分でも感じていて。大人の方と関わる時期もみんなよりも早かった分、別に年齢なんて関係ないなって思ってしまうというか。

── じゃあ、そんな古川くんが自分のことを子どもだなと思う瞬間は?

全然ありますよ。もっとここで我慢したらいいだろうなとか、もうちょっとここで引けるようになりたいなとか思う瞬間もいっぱいありますし。そういうところは、どれぐらいかかるかわからないけど、自分でちょっとずつ直していきたいなと思います。

── じゃあ逆に大人になったと思う瞬間は?

SUPER★DRAGONの活動をしていると特に感じるんですけど、いい意味でも悪い意味でも昔はもっとライブとかでも衝動的に動いていたというか、感覚でやっていたなって思います。それが今はより落ち着いていろんなことを考えられるようになった。作品の見せ方ひとつとっても、今、目の前にいる人たちに届けたいのはもちろんだけど、たとえばこれが映像になって、それを全然違う客層の人がたまたま観たとき、どう感じるだろうなとか考えたり。セルフプロデュースみたいな感覚で自分たちのパフォーマンスを捉えられるようになりました。

── さっきも「ここで引けるようになりたい」と言ってましたけど、そうやって客観的に自分たちのことを見られるようになるのが今後の課題?

課題というか、そうやって客観的な目で自分たちのことを見るのが好きなんです。特にSUPER★DRAGONに関しては、そういうことをいっぱい考えますね。衣装ひとつで見え方も変わるし、声色ひとつで曲の印象も変わる。今、自分たちはこういう立ち位置にいるけど、ここからもっと魅力的なグループになるにはどうすればいいだろうとか。クリエイターの感覚で物事を見るのは好きだし、昔よりできるようにもなりました。

── 20歳と言えば成人式ですが、成人式は行きました?

式には出られなかったのですが、同窓会には行きました。中学の同窓会だったんですけど、卒業以来、5年ぶりに会う人も結構いてなつかしかったですね。

── この仕事をしていると、地元の友達と会う時間ってなかなかとれなかったりしますもんね。

そうですね。仲の良い友達でも数年に1回ぐらいになっちゃうんですけど。あ、でも、僕、中学の先生には1年に1回必ず会うようにしていて。学校に行って話したり、近くでリリースイベントがあったら来てもらったり。担任の先生とか、学年主任の先生とか、先生にはすごく恩義を感じているので、毎年必ず会いに行ってます。

── 中学の頃の古川さんってどんな感じだったんですか?

結構アホでしたね(笑)。そこは今もそんなに変わらない部分ですけど。勉強もせず、友達とよくバカをやっていました。

── じゃあ、せっかくなので恋愛トークも。好きな女の子には何て告白しますか?

なんですかね。これっていうのをあんまり決めることはないんですけど、ストレートに「好きだよ。一緒にいてください」って伝えるのかなと思います。

── 女の子にされてうれしいことは?

うーん。なんだろう。あ、慰められたいですね。落ち込んでいるときとか、疲れたときとか、しんどいなっていうときに、そっと抱きしめて慰められたら、俺はもうそれだけで十分です(照)。

── やっぱり落ち込むこともあるんですね。

全然ありますね。自分イヤやなって思ったりとか。

── いったいどこにイヤな要素が??

それはありますよ。特にメンタルの部分は弱いなって思う瞬間もあるし、もうちょっと引けばよかったのに力づくでいっちゃったなって後悔する瞬間もあるし。そういうのを考えだすと、結構落ち込むというか、悩んだりはしますね。

── ヘコんだときの克服法を教えてください。

去年、仕事のこととか、プライベートの人間関係とか、いろんなことで悩んで、自分の感情がわからなくなってしまった時期があったんですけど、そのときはすごく音楽に助けられました。

── 何の曲を聴いていたんですか?

BUMP OF CHICKENさんの『ひとりごと』っていう曲です。優しさって何だろうとか、そういうことを一緒に考えてくれる曲で。「君のために生きてたって 僕のためになっちゃうんだ」「僕が笑いたくて 君を笑わせてるだけなんだ」っていう歌詞があるんですけど、人間の本質的なところとか弱さをすごくうまく捉えているなって。結局何をしても自分のためになっているのって、いいように作用するときもあれば悪いように作用するときもあって、独りよがりだよなって自己嫌悪に陥る瞬間って大なり小なりみんなあると思うんですよ。当時悩んでいたことにこの歌詞がすごく当てはまって。これで果たしていいのかと迷っていた気持ちが、この曲を聴いて軽くなったんです。そんなふうに音楽に助けられていることは結構ありますね。

── 音楽といえば、昨年発売したアルバム『3rd Identity』の中に古川くんがプロデュースした『My Playlist』という曲がありますよね。あの曲がトラックもMVもカッコよくて大好きなんですけど、曲名にちなんで今の古川くんのマイプレイリストを教えてください。

日によってジャンルが全然違うんですけど、今日はHipHopな気分だったので、HipHopを聴いてきました。

── HipHopなら、誰の曲をよく聴きますか?

いろいろ聴くんですけど、入りは中学のときに聴いたKREVAさんで。最近は、若手だとWILYWNKAさんとか声が好きでよく聴いています。

── 普段のファッションはどんなものが好きですか?

それもそのときによって変わるんですけど、最近はちょっと渋いものが好きかもしれないです。古着のデニムをセットアップで着て、靴はブーツとか。でも渋くなりすぎるのも自分の年齢的にはまだ映えないなと思うので、その上にブランドものを羽織ったりして。そういうバランスは結構考えますね。

── 女の子のファッションはどんなのが好きですか?

似合っていればいいみたいなところは正直あるんですけど。僕もファッションが好きなんで、ファッションが好きっていうのが伝わるというか、ファッションを自由に楽しんでいる感じがする格好なら、別にどういう系統でも素敵だなと思います。

── 最近買ったお気に入りのものは?

メガネです。MOSCOTっていうブランドの、フレームが透明の伊達メガネなんですけど、形がキレイで気に入ってます。

── じゃあ、今いちばんほしいものは?

小さい財布が欲しいです。長財布は持っているんですけど、手ぶらで歩くときに長財布だと邪魔だなと思うときがあるんで、小さい財布があるといいなって。デザインはあんまりゴチャゴチャしていないシンプルなものが好きで、色はシックな感じがいいですね。

── もうすぐバレンタインですが、バレンタインの思い出は?

それが全然なくて。僕、小学校のときとか全然モテなかったんですよ。あの頃って足が速いやつとかサッカー少年がモテるじゃないですか。僕は運動神経が良い方じゃなかったから、義理チョコぐらいしかもらったことがなくて。だから、あんまりいい思い出はないです(笑)。

── じゃあ最後に最近爆笑したことを教えてください。

爆笑……なんだろう……。あ、爆笑というか、すごすぎて笑ってしまったという話なんですけど、『グランメゾン東京』の木村拓哉さん! もうカッコよすぎて逆に笑いが出てきました。

── 男から見てもカッコいいですよね。

やっぱり木村拓哉さんですよね。これは揺るがないです。

── 古川くんから見てカッコいい男ってどんな男?

人によってカッコよさって変わると思うんですよ。まったく隙がないのがカッコいい人もいれば、どこか隙があるというか泥臭いのがカッコいいっていう人もいるし。木村さんに関して言うと、あれだけ隙がないのがすごいなって。

── でも古川くんも雰囲気的には近い気がします。『グランメゾン東京』の木村さんみたいにバイクに乗って迎えに来てくれそう。

「祥平、グランメゾンに来い」って? あそこ、本当カッコよかったですよね(興奮)。俺、もう発狂気味でした(笑)。最終回で三ツ星に選ばれたときの木村さんの表情とか、初めて見たというような表情で。もう抱かれてもいいなって思いました(笑)。

古川毅さんのサイン入りチェキを3名様に! 応募の方法はこちら

(撮影/高橋那月、取材・文/横川良明、企画・構成/藤坂美樹、ヘアメイク/なかじぃ(KIND)、スタイリング/岡本健太郎)

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