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木村佳乃、吉田羊、仲里依紗が「恋する母たち」の息子たちを絶賛

ナタリー

20/10/17(土) 16:43

「恋する母たち」制作発表会見の様子。前列左から仲里依紗、木村佳乃、吉田羊。後列左から宮世琉弥、藤原大祐、奥平大兼。

TBS系連続ドラマ「恋する母たち」の制作発表会見が本日10月17日に東京のWITH HARAJUKU HALLで行われ、キャストの木村佳乃、吉田羊、仲里依紗、奥平大兼、宮世琉弥、藤原大祐が出席した。

柴門ふみのマンガを原作に、ギリギリで平穏を保っている母親たちの姿を描く本作。彼女らの心の隙間に入り込んだ、夫とは別の男性との恋愛模様が映し出される。夫が失踪した過去を持つシングルマザーの石渡杏に木村、家庭で肩身の狭いキャリアウーマン林優子に吉田、3児を育てるセレブ妻・蒲原まりに仲が扮し、奥平、宮世、藤原は彼女たちの息子を演じた。

元々原作のファンという木村は「お話をいただいたときは『えー、うれしー!』という気持ちでした。セレブ妻とキャリアウーマンは演じたことがあるんですが、実は杏のようなタイプの母親役はやったことがないんです。新鮮でした」とコメント。吉田は優子という人物について「家にいるよりも仕事をしているほうが落ち着くというタイプで、自分の母性に確信を持てない人。実生活で結婚も子供もない自分には共感できるところがあります」と話す。私生活で7歳の息子を持つ仲は、18歳の息子の母親役に苦労した点もあったといい、「叱るシーンでは半分仲里依紗が出ていて、お姉ちゃんのような怒り方になってしまったんです。自分の息子が大きくなったときにどう怒るのか考えながら演じました」と述懐した。

ここでМCが親子を演じたキャストたちにそれぞれお互いの印象を聞いていく。木村は息子・研を演じた藤原について「本当に頭がいいと思います。しっかり自分の言葉で話してくるし、研について自分で解釈してきたことを監督と話しているときに、高校生とは思えない話し方をするのですごく賢いと思いますね」と絶賛。藤原は「めちゃめちゃ恥ずかしいですね……」と照れ、「テレビで佳乃さんを拝見していたときから『明るい方だな』と思っていたんですが、実際にお会いしたら本当にとんでもなく明るい方。佳乃さんのおかげで現場に陽の空気が流れていて、緊張していたんですけどすごくフランクに話しかけてくださったので、楽しく撮影できています」と感謝した。

吉田は「奥平くんを初めて見たのは『MOTHER マザー』という映画だったんですけど、すごい人が出てきたなと感動しました。演技に慣れていないからこそ、セリフをまっすぐ私に届けようとしてくださるので、奥平くんとのシーンはセリフが突き刺さるんです。芝居だとわかっていても、母として悲しくて切ない気持ちにさせてくれます」と語る。演じる大介という役柄が引きこもりのため吉田に対して「心を痛めながら演じています」という奥平は「大先輩ということもあって、親子を演じるうえでどう距離を縮めて行こうか考えていたんですが、吉田さんや(父・シゲオ役の)矢作兼さんがカメラが回っていないところで話しかけてくれて、役を作ってくださったので助かりましたし、僕の演技を受け止めてくださるのでやりやすかったです」と述べた。

反抗的な息子・繁秋を演じた宮世の印象について仲は「眼がすごく大きくて、めちゃめちゃ瞳がきれい! 背も高いので私が怒るときに『なんだよ!』って立たれると、後ずさりするほど迫力がすごかったです」と話し、「緊張されているのに琉弥くんから話しかけてくれて『YouTube観てます!』とかコミュニケーションを取ってくれて、すごく謙虚で素敵な子です」と語る。序盤から緊張気味だった宮世は仲のコメントに「今緊張がほぐれました」とホッとした表情を浮かべ「仲さんのYouTubeをめちゃくちゃ拝見していたので、僕にとっては芸能人!という方なんですよ。仲さんがコストコに行く動画が好きで、お会いしたときにYouTubeについて質問攻めにしてしまったんですけど、コミュニケーションが取れてうれしかったですね」と笑った。

「恋する男たち」は10月23日に放送スタート。毎週金曜22時にオンエアされる。

金曜ドラマ「恋する母たち」

TBS系 2020年10月23日(金)スタート 毎週金曜 22:00~22:54
※初回は15分拡大

(c)柴門ふみ/小学館 (c)TBS/TBSスパークル

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