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「ロボ・ロボ」幕開けに西田シャトナー「答えのない物語を味わいたい」

ナタリー

クラゲフェスティバルプロデュース作品「ロボ・ロボ」より。

演劇フェスティバル「クラゲフェスティバル」第1回が、10月9日に東京・劇場HOPEでスタートした。

「クラゲフェスティバル」は、“たゆたうように泳ぎながらも何度でも再生する”不老不死の種類ベニクラゲの姿からインスピレーションを受けて名付けられた、演劇フェスティバル。同フェスが、西田シャトナーの作・演出による「ロボ・ロボ」で幕を開けた。

「ロボ・ロボ」は、1994年に発表された作品。今回は和泉宗兵、岡本悠紀、寿里、谷山尚未、村田充、八島諒、山川ありそが出演する。西田は「小さな劇場は、外から客観的に劇空間を見るのでなく、自分が空間の中心にいて周りを見渡すしかない、圧倒的な主観の世界です。ここでまた、答えのない『ロボ・ロボ』の物語を味わいたいと思っています」とコメントした。

「クラゲフェスティバル」の上演演目には「ロボ・ロボ」のほか、OLヴィーナスはちみつシアター「COME BACK」、しがらみ屋台「最初で最後の『またね』のキス」、白猫屋企画「ベテルギウス従軍記」、COROBUCHICA.「肥後系麗月」、team戯獣「配信中~半分くらい本当の話~」がラインナップされた。フェスの開催は10月17日まで。なおフェスの様子は、Confetti Streaming Theaterで配信される。視聴方法や料金については、公式サイトで確認しよう。

西田シャトナー コメント

この作品を何度も上演している理由は、「考えても考えても答えにたどり着かない」からです。時々答えらしきものにたどり着いた気がしても、それは大抵答えではなくて「願い」だったりして。もしかしたら「願いこそが答え」なのかもしれないですね。

小さな劇場は、外から客観的に劇空間を見るのでなく、自分が空間の中心にいて周りを見渡すしかない、圧倒的な主観の世界です。ここでまた、答えのない「ロボ・ロボ」の物語を味わいたいと思っています。

第1回「クラゲフェスティバル」

2021年10月9日(土)~17日(日)
東京都 劇場HOPE

演目

クラゲフェスティバルプロデュース作品「ロボ・ロボ」

作・演出:西田シャトナー
出演(五十音順):和泉宗兵、岡本悠紀、寿里、谷山尚未、村田充、八島諒、山川ありそ

OLヴィーナスはちみつシアター「COME BACK」

作・演出:巣鴨五反田
出演:田渕恭子、氏家康介、秋元佐和紀、栗野未悠、マリー / 岡野里咲、未来みき

しがらみ屋台「最初で最後の『またね』のキス」

作:今井夢子
演出:市野龍一
出演:若尾桂子

白猫屋企画「ベテルギウス従軍記」

作:織田夜更
演出:今村美乃
出演:市島琳香、 佐瀬康久

COROBUCHICA.「肥後系麗月」

作:堀越涼
演出:COROBUCHICA.
出演:コロ

team戯獣「配信中~半分くらい本当の話~」

作・演出:橋本知加子
出演:小木珠実、合田孝人、橋本知加子

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