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伊藤英明、上白石萌歌、西畑大吾らが出演 映画『KAPPEI カッペイ』2022年3月公開決定

ぴあ

『KAPPEI カッペイ』 (C)2022 映画『KAPPEI』製作委員会、(C)若杉公徳/白泉社(ヤングアニマルコミックス)

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映画『KAPPEI カッペイ』が2022年3月18日(金)に公開することが決定した。同時に特報映像も解禁となっている。

累計発行部数600万部を突破し、2008年には松山ケンイチ主演で映画化。興行収入23.4億円という大ヒットを記録した『デトロイト・メタル・シティ』などで知られる漫画家・若杉公徳が手掛けた伝説のギャグ漫画『KAPPEI カッペイ』が実写となる。

「1999年7の月、人類は滅亡する」というノストラダムスの予言を信じ、来たるべき終末の世に備えて幼い頃から人類の救世主となるべく厳しい修行に人生を捧げてきた「終末の戦士」たちがいた。だが、粘っても粘っても世界は一向に滅亡せず…活躍の場を与えられなかった彼らがたどり着いたのは、その能力を全く必要としない現代の東京だった…。そんな、最強だが需要もなく社会常識もない戦士たちが、平和な大都会で初めて知るピュアな恋心、友情、葛藤、花見、合コン、嫉妬心、遅すぎた青春…。

本作では『スマホを落としただけなのに』シリーズ、『64-ロクヨン-前編 / 後編』(2016年)など数多くの大ヒット作をプロデュースし、今作では初めて監督を務める平野隆と、『翔んで埼玉』(2019年)などギャグ漫画の実写化では右に出る者はいない脚本家・徳永友一がタッグを組んで、最強なのにやることがなくなってしまった救世主たちの奇想天外な青春物語を描く。

終末の戦士のひとりである本作の主人公・勝平を演じるのは『THE LAST MESSAGE 海猿』(2010年)で興行収入80.4億円、『BRAVE HEARTS 海猿』(2012年)で興行収入73.3億を記録し、それぞれその年の実写邦画作品NO.1を獲得するなど驚異の人気を誇る『海猿』シリーズで座長を務めた伊藤英明。

公開中の映画『燃えよ剣』でもその存在感を遺憾なく発揮し、来年には渡辺謙らとともにマイケル・マンが監督を務める海外ドラマ「TOKYO VICE」への出演も控えるなど、日本国内のみならず着実に俳優としての評価を高めてきた伊藤が、満を持して『22年目の告白-私が殺人犯です-』(2017年・藤原竜也とのW主演)以来5年ぶりとなる映画主演作に挑んだ。

壮年期を経て、重みのある役も演じることが増えてきた伊藤が、その演技力をもって最強の戦士でありながら平和な東京で初めて知る様々な感情に翻弄されるピュアな男・勝平という前代未聞のニューヒーローに全力で演じる。

また、東京にやってきた勝平が運命的な出会いを果たす女子大生・山瀬ハルを演じるのは、映画『羊と鋼の森』(2018年)で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、2021年には映画・連続ドラマともに初主演を務め来年には初めての連続テレビ小説への出演も控える、若手ながら高い演技力を誇る女優・上白石萌歌。

勝平に振り回され続ける気弱な大学生・啓太を、先日「なにわ男子」としてデビューを果たしアイドルとして活動する一方で、映画『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』(2017年)やドラマ「コタローは1人暮らし」(2021年)など俳優としても活躍の場を広げる西畑大吾(なにわ男子)が抜擢されている。

さらに勝平とともに厳しい修行の日々を過ごした終末の戦士・守、正義、英雄、そしてその師範を、笑いと悲哀たっぷりに演じるのは大貫勇輔、山本耕史、小澤征悦、古田新太ら実力派俳優たち。成熟した大人の色気で世間を魅了してきた彼らが演じる、各々大河ドラマや映画、舞台などで積み重ねた華々しいキャリアのすべてを賭けて、最強の力を持て余した哀しき戦士、そして師範という規格外の役に期待だ。

特報映像では、突如師範から「解散」を告げられた終末の戦士・勝平が、スマホに向かって「山瀬に彼氏はいるのか?」と絶叫したかと思えば、温泉に潜水したり、はたまた最強の戦士同士の本格的なバトルシーンも。

そしてナレーションは『名探偵コナン』工藤新一 / 怪盗キッド、『犬夜叉』犬夜叉、『らんま1/2』早乙女乱馬、『ワンピース』ウソップ役などで知られる声優・山口勝平が担当。「カッペイにはカッペイを!」という勢いのオーダーを快諾し、今回のナレーションに挑んだ声優界最強の声にも注目してほしい。

各出演者からのコメントは以下。

<伊藤英明(終末の戦士・勝平役)>
オファーを頂いた時は45にもなったおっさんがまた筋肉披露の仕事か、と正直ガッカリしていました(笑)。しかし打ち合わせや衣装合わせを重ねる内に、そんなガッカリや不安は吹き飛んで…行きませんでした(笑)。ハッキリ言って変な衣装に変な髪型、ヒロインを除いて変な人間ばかりが出てくる変な話です。けれどこのコロナ禍に於いて、不自由な生活を強いられている日本の皆さんに束の間のひとときではありますが、現実から離れて頂いて心の底から笑って頂ける作品をお届け出来る事にエンタテイメントの世界で働く者として大変ありがたく、また光栄に思っています。 監督はじめ、スタッフ、演者全員が制限の厳しい中、出来る限りの中での一番を模索し作り上げた作品です。どうかみなさんに笑って笑って、ちょっと泣いて、そしてやっぱり腹の底から笑って頂きたいと思います。

<上白石萌歌(山瀬ハル役)>
山瀬ハル役を務めます、上白石萌歌です。作品の相関図をいただいた時のひっくり返るくらいの可笑しさと、現場に足を踏み入れた時の想像を超えるカオスさ。お芝居中に笑いを堪えることほど苦痛なことはないと感じました。最高にくだらなく、最高に真面目で、最高にハートフルな作品です。きっと日本中が勝平さんの虜になるはず!ぜひ盛大に笑ってください!お楽しみに!

<西畑大吾(入間啓太役)>
映画『KAPPEI』で入間啓太役を演じさせて頂きます、なにわ男子の西畑大吾です。このお話を頂いて、企画書を見た時に「すごい世界観だ!」と心が高鳴り、どんな作品になるのかとてもドキドキしました。撮影が始まると毎日が刺激的でした。超個性的な終末の戦士の皆さんのユーモア溢れるお芝居にどうツッコミを入れよう、どう立ち回ろうと考える日々はとても楽しかったです。原作の面白いところを存分に味わえる最高に笑える作品です。この映画を見て頂いて、いっぱい笑っていっぱい免疫力をあげてください!

<大貫勇輔 (終末の戦士・守役)>
まさか、裸サスペンダー×金髪ロン毛になる時がくるとは…(笑)。最初はどう演じたら良いのかと悩んだのですが、台本を読み始めたら、自然と役が自分の中に入ってきたのを覚えています。自分の中に“守”はいたのだと気づきました(笑)。とにかく尊敬する先輩方に囲まれて、刺激的な撮影の毎日でした!特に終末の戦士が揃った時の圧?空気感?絵力?は空間が歪むくらいの雰囲気が現場に漂っていました(笑)。ぜひ劇場でお腹を抱えて笑ってもらえたら嬉しいです!

<山本耕史(終末の戦士・正義役)>
KAPPEIに扮する伊藤英明さんに「山本くん、よくこんな役受けたね?」と言われた撮影初日…。全く同じ質問を突き返したかった…。お互い撮影でなければ心が壊れてしまうくらい恥ずかしい出で立ちだったのだ。世の中はまだ出口の見えない状況、一時でも皆さんを楽しませられれば、そんな思いを背負い、いい大人達はあり得ない姿で、あり得ない精神力で撮影に望んだ。劇場で心置きなく笑うがいい…それがまだ叶わぬのなら帰宅後笑い転げればいいのさ。そう…あの姿を…

<小澤征悦(終末の戦士・英雄役)>
「個性的な人」とは、人それぞれだ。自ら言う人もいるし、他人から言われることもある。しかしながら今回の映画「KAPPEI」は、誰が見ても、全てにおいて、原作や脚本や役柄や衣装において、個性的だ。いや、もっと正確に言おう。かなり個性的だ。少なくとも自分は、今までの役者人生で、こんなに個性的な役柄を演じた事はない。でも演じている役者は、伊藤英明はじめ、全員マジメに演じている。本当に大マジメに、バカをやっている。こんな映画、見たことがない。是非映画館で観て、日々の嫌なことやストレスを忘れ、何も考えず、笑ってほしい。筋肉質な男たちがバカやってると、なんか笑えますよ(笑)。

<古田新太(師範役)>
おいらはセットだけの参加だったのですが楽しかったです。子供たちとおっさんしかいない現場で、女の子がひとりもいない。おまけにハゲヅラとヒゲがかゆくてかゆくて。(芝居では)ずっと怒ってるし。伊藤とか、山本とか、大貫とかも途中で帰っちゃって飲みにも行けないし。

『KAPPEI カッペイ』
2022年3月18日(金)公開

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