yonawo/PIA SONAR MUSIC FRIDAYインタビュー
永遠に解けない謎を封じ込めたようなyonawoの音楽 2ndアルバムに込めた思いとは
特集連載
第8回
「自分たちを成長させるために、技術の面でも知識の面でもトップレベルの方たちと仕事をすることが必要だろうと思った」(荒谷)
── まずは、先行配信された2曲『哀してる』『闇燦々』について伺います。『哀してる』が冨田恵一(冨田ラボ)さん、そして『闇燦々』が亀田誠治さんにそれぞれプロデュースを依頼されました。これはどういうきっかけだったんですか?
野元 2ndアルバムを作るってなった時に、ここで一度外部のプロデューサーさんとの仕事を経験してみようっていう話になったんですよ。それで、どうせやるんだったら、僕たちがやりたいって思う人たちにオファーしようということで真っ先に名前が上がったのが冨田ラボさんと亀田さんで、ダメ元でお願いしたら快く引き受けてくださったという感じです。
── それまでずっと自分たちだけでやってきた中、ここで外部の──しかも日本を代表するプロデューサーのおふたりとやってみようというのは、バンドとしてはかなりのチャレンジだったわけですよね?
荒谷 そうですね。今までは本当に僕ら4人で完結してたんで、ここでさらに自分たちを成長させるために、技術の面でも知識の面でもトップレベルの方たちと仕事をすることが必要だろうと思ったんですよね。それはチャレンジであると同時にすごく楽しみでもありました。
野元 そうだね。社会科見学みたいな感じというか(笑)。
── 盗めるものは全部盗もうと(笑)。
荒谷 そうそう(笑)。