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夏木マリや城定秀夫がチリ映画「エマ、愛の罠」に驚嘆、辛酸なめ子のイラストも

ナタリー

20/9/17(木) 12:00

「エマ、愛の罠」

チリ映画「エマ、愛の罠」の推薦コメントが到着した。

「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」で知られるパブロ・ララインがメガホンを取った本作。ある事件をきっかけに心のよりどころを失ったダンサー・エマの、周囲を虜にする奔放な行動の裏に隠された秘密に迫っていく。

夏木マリは「創作は破壊と創造であるが、パブロ・ラライン監督の新しい物語は、又々『なんだこりゃ』と言う裏切の衝撃作品であった」と驚きを語り、「アルプススタンドのはしの方」「性の劇薬」などで知られる城定秀夫は「善悪の彼岸に生まれし最狂のファムファタル、エマを止められる者などいない。この世にはびこるもっともらしい倫理観など愛の火炎放射器で焼き尽くしてしまえばいい!」と称賛した。そのほか、ラッパーのあっこゴリラ、モデルの前田エマ、マンガ家でコラムニストの辛酸なめ子、萬田久子のコメントは以下に掲載している。

「エマ、愛の罠」は10月2日より東京・新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開。

※「エマ、愛の罠」はR15+指定作品

夏木マリ コメント

創作は破壊と創造であるが、パブロ・ラライン監督の新しい物語は、
又々「なんだこりゃ」と言う裏切の衝撃作品であった。
圧倒的にパラダイムの主人公が美しく、チリの今が新鮮だ。

あっこゴリラ コメント

自由と解放を求めて踊っても踊っても、愛とは非常に厄介で割り切れない。
そのすべてに真正面からぶつかるエマが汚くて綺麗だと思った。

城定秀夫 コメント

善悪の彼岸に生まれし最狂のファムファタル、エマを止められる者などいない。
この世にはびこるもっともらしい倫理観など愛の火炎放射器で焼き尽くしてしまえばいい!

前田エマ コメント

考えるよりも先に、先へと導かれていく体験でした。
過激な彼女の生き方は、もしかしたらありのままの“人間”の姿なのかもしれません。

石川直樹(写真家)コメント

地球の裏側バルパライソの路上を煽情的に駆け巡るエマの一挙一動から、とにかく目が離せない。
変幻自在な熱の塊みたいな作品で、想像のはるか斜め上をいっていた。

吉開菜央(振付家・ダンサー・映画作家)コメント

内臓から指先まで欲望に浸して、人から見れば愚かな肉の塊になって踊るエマ。
芸術云々の前にこの獣性が人前に晒されることに、踊りの驚異があるんじゃないかと思う。

山本浩未(ヘア&メイク)コメント

女・男・家・社会・国・世界……
これから先のボーダーレス。

ZANGE《XTRAP》(パフォーマー)コメント

衝撃の結末……エマの大胆かつ過激な行動はなんというか……オシャレでした! 残酷過ぎて。
1度では伏線を回収しきれずすぐにもう1度見たくなりました。

辛酸なめ子 コメント

困ったことがあったら踊って解決……。
頭で考えすぎな現代人は踊ったりSEXすることで無になれる……。
そんな人生のヒントも詰まっています。

森下真樹(コンテンポラリーダンサー・振付家)

ぶっ飛んでた。常識を超えて大胆不敵に、欲望のまま動けるって羨ましい。
ヒップホップとラテン音楽が融合した、2000年以降の新しい音楽で踊る魂の解放!

早見優 コメント

パブロ・ララインの世界観にどんどん魅了される!
主役のエマはエネルギーに溢れ、中性的でワイルド。
彼女のはっきりとした生き様に虜になる。
自由で思いのまま生きるエマの美しさに触れたくなった。

萬田久子 コメント

水先案内となったレゲトンダンス&リズム▼おかげなのか?! せいなのか?!
私の愛のパズルは容赦なく崩された様子……味わった事のない後味が不思議と快感!!

※▼はハートマークが正式表記

(c)Fabula, Santiago de Chile, 2019

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