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加瀬亮がホン・サンス監督作「逃げた女」の魅力語る「近年稀にみる美しさ」

ナタリー

21/4/10(土) 12:00

「逃げた女」新場面写真

「逃げた女」を鑑賞した加瀬亮のコメントが到着。新たな場面写真も公開された。

第70回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)を獲得したホン・サンスが監督と脚本を担当した本作。5年間の結婚生活で一度も離れたことがなかった夫の出張中、初めて1人になった主人公ガミの心が、3人の女友達と再会したことで揺れ動いていくさまが描かれる。

場面写真にはキム・ミニ演じるガミのほか、ソ・ヨンファ、クォン・ヘヒョ、キム・セビョク扮するキャラクターの姿が収められた。

2012年、来日中のホン・サンスと対談したことがきっかけで意気投合し、監督作「自由が丘で」で主演を務めた加瀬。彼は「遠い過去の出来事でも、それが強烈で純粋であったほど人はそれを忘れることなんて出来ない」と述べ、「今、髪をばっさり切った女性は、意を決したように閉ざした自身と向かい合っていく。小さな窓は開かれ、ゆっくりと風がそこに流れ込んでくる。揺れるキム・ミニの演技は、自然の中に生きる小さな動物のようで、近年稀にみる美しさだった」と語った。

「逃げた女」は6月11日より、東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺ほか全国で順次ロードショー。

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