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森崎ウィン Aiming To Overseas

ワンマンライブ間近! 最高の景色をみんなに見せたい

月2回連載

第34回

こんにちは。森崎ウィンです。

今、僕は29日のライブに向けて準備を進めているところです。

もうね、最高に楽しい!! 今回はギターとベースとドラムとキーボードを入れての生バンドで、この間もバンドメンバーと練習をしてきたところなんだけど、本当にすごいことになっています。キーボードのクラーキーさん以外は初めましての方ばかり。でも、一緒にやっててすごく気持ちよくて。ギターの宮野さんはepに収録されている『d.s.t.m.』と『WonderLand』を作曲してくれた方で、僕は宮野さんのことを天才だと思っているんですけど、そんな宮野さんがリハが終わった瞬間に「楽しかった!」って言ってくれて。それを聞いた瞬間、僕もめちゃくちゃテンションが上がりました。だって、あのいい意味で音楽オタクの宮野さんにそんなふうに言ってもらえるなんて、こんなありがたいことないですよ。

終わったあと、少しみんなで話をしてて、そのときに楽器隊ってフロントマンがどういうスタンスの人かでやりがいが決まるという話になって。「ウィンくんはめちゃくちゃいい」ってみなさんおっしゃってくれたんです。もちろん僕の前だからそう言ってくれているのかもしれないですけど、素直にうれしかったな〜。やっぱり僕は人を惹きつける魅力があるんだなって思いました(笑)。

バンドのみなさんだけじゃなく、他のチームメンバーもみんな最高です。映像チームの打ち合わせがあったので、僕もそれに参加させてもらったんですけど、いいものが出来上がる予感しかない。今回、映像では「いい違和感を出したい」という話が出ていて。MORISAKI WINなんだけど、どこか引っかかりがあるような、そういう撮り方だったり見せ方だったりに挑戦する予定です。これはきっと配信を観てもらえたらわかると思うので、ぜひ楽しみにしていてほしい!

僕自身もMV以外でepの曲をフルで披露するのはこの配信ライブが初めてだから、結構緊張していて。やっぱり生で歌う難しさってあるし、特に今回の曲はその要素が大きいから、まだまだここをもっとこうしなきゃっていう課題はあるし、そこについてはギリギリまで粘るつもりだけど、不安というのは全然ないです。そこが去年やった生誕ライブとのいちばんの違いかな。

去年の生誕ライブはゼロから全部自分でつくっていたから、正解もわからないし、これでいいのかという迷いもあって、常に真っ暗闇の中で手探りしているような気持ちだった。でも、今回は頼れる人がいて、チームがいて、みんながいいライブにするためにもっとこうしようというアイデアを出し合ってくれて。ある意味、僕はフロントマンとしてステージに立って歌うことにだけ専念すればいい状態だから、すごく肩の荷が下りたような感覚があるんです。

何て言うんだろう。何も余計なことをしなくても、周りの人を信じて、今の自分にできることをやれば、100%カッコいいものになることが見えているというか。その上でフロントマンとして自分はもっとこうしたいという意見も言えるから、一緒にやっててすごく心地いいんですね。

もちろん目の前にお客さんがいないことに対する寂しさや違和感はあるだろうけど、僕らがやるべきことは歌を届けることだから、そこは一切妥協せず。この日のためにこれだけのものをつくってきたんだというものが伝わるライブにしたいし、きっと観てくれたら、今、僕がどれだけ真摯に音楽に向き合っているかわかってもらえると思っています。

だからね、観ない選択肢はないです! もし迷っている人がいるとしたら、逆に何で観ないの?って聞きたい(笑)。だって今がいちばん面白い瞬間だから。ブルーノ・マーズがまだ世に出はじめたばかりの頃にトラヴィー・マッコイとギターを弾いてる動画を観る感覚と同じです。これからどんどんMORISAKI WINというアーティストは洗練されていくし、もっとガッチガチにアーティスト像が確立されていくと思う。そうなる前に、まだアタフタしている僕を見られるのはこの瞬間だけだから。

どんなアーティストも最初は小さなハコからスタートして、やがて何万人という規模のライブへと成長していくわけじゃない? その最初の、まだほとんど誰も知らないファーストライブを見られるのは、今このときだけだから、絶対に僕を応援してくれている人には観てほしいです。

今回、グッズをつくったんですけど、このグッズはこの配信ライブ専用の予定です。もう今後、通販にのることはなく、他では手に入りません。でね、僕はこのグッズをシリーズ化して、いつか僕がアジアツアーとかやれるようになったら、歴代のグッズを全種類持っている人だけは、ライブ終了後にバックヤードに入れるというようなことをやりたいって本気で思っているんです。だって、まだ売れる前から応援してくれている人たちは特別だから。僕は、そこはちゃんと特別扱いしたい。

なので、今観ないでいつ観るんだっていう話です。僕はこれからもっともっと上を目指していくから、みんなには全力でついてきてほしい。ついてきてくれた人には最高の景色を見せるから。これは、僕からの約束です。

その最初の一歩が29日のライブだと思っているんで。みんなで一緒に最高のスタートを切りましょう!

じゃあ、29日、待ってるね。

森崎ウィンでした!

Q.私は物欲まみれで、大好きな映画グッズやフィギュアを集めるコレクターです。

私にとっては宝物でも、家族や友人からは必要性を問われ、少し引かれてしまうこともあります。ウィンくんはコレクター女子をどう思いますか…?

また、ウィンくんがコレクションしているものや、過去にしていたものがあれば、教えてください。(こゆりさん

A.僕は物を集めるということをあんまりしたことがなくて。だから、逆にコレクターの方には憧れがありますね。

ただ、自分自身に収集癖があんまりないから、家族がああだこうだ言う気持ちもわかる。そんな僕から言えることはひとつです。「出る杭は打たれるけど、出すぎた杭は打たれない」。周りを気にせず、とことん好きなものを集めてください!

Q.夏本番!楽しい思い出が沢山できる夏ですが、ウィンくんの1番印象に残っている夏の思い出はなんですか?(りかこさん

A.2015年に吉祥寺で初めて生誕ライブをやったんですけど、今でも夏になるとふっとそのときのことを思い出します。当時からキーボードはクラーキーさんにお願いしていて。あの頃は予算がなかったからクラーキーさんの衣装を用意できなかったんですね。で、「次は絶対衣装を用意しますから」って話をしてて。そしたら去年の生誕ライブでは衣装が用意できた。

で、そのときに「次はイヤモニをつけます」って話をしてて。そしたら今度の配信ライブではイヤモニをつけてパフォーマンスができることになりました。クラーキーさんも「着々と叶えていってるね」なんて言ってくれて。僕も「当たり前じゃないですか」なんて返しながら。だからね、アジアツアーだって絶対に叶えます。叶えられないわけがないと思っている。

夏は自分の誕生日があるからこそ、そういう原点の気持ちを思い出します。

Q.私は人の目を見て話をするのが苦手です。いい歳してお恥ずかしいし、社会人としてどうなの?って今も生きる課題で、反省の日々です。

ウィンくんみたいにどうしたら目を見て真摯に話が出来るようになるでしょうか?心掛けを伝授して頂けないでしょうか?よろしくお願いします🙏(そのちゃんさん

A.僕が目を見て話すのは、自信があるからじゃなくて。人の顔色を窺う性格だから、相手が今何を考えているのか気になって、つい目を見ちゃうっていう感じかもしれない。だから目を見て喋れない気持ちはすごくわかります。

たぶん無理はしない方がいいんじゃないかな。無理をすると、自分らしくなくなっちゃうし。それよりも目を見て話すのが苦手なんだよねって自分から伝えちゃった方が、相手もそうなんだってなるし、そういうところを可愛いなと思ってくれる人もきっといると思う。

人って自分をよく見せようとするものだから、苦手なものを打ち明けるのはなかなか難しいかもしれないけど、こうやってここに書けるってことはきっと大丈夫。まずは親しい友達からでいいので、目を見て話すのが苦手なんだって伝えることから始めてみてください。

引き続き、みなさんからのお悩み・質問を募集中です! 採用された方にはぴあニストネームでの宛名つきで、直筆サイン入りポストカードをプレゼントいたします。

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プロフィール

森崎ウィン

1990年生まれ、ミャンマー出身。小学校4年生の時に日本へ渡る。2008年よりダンスボーカルユニット・PRIZMAX(現、解散)のメインボーカルとして活躍した。俳優としても様々な映画、ドラマ、舞台に出演し、2014年には『シェリー』で映画初主演を務める。2018年、日緬共同制作映画『My Country My Home』に出演、そのスピンオフであるドラマ版『My Dream My Life』では主演を務め、現地のテレビ局mntvで冠番組「Win`s Shooow Time!」を持ち、様々な広告に出演するなどミャンマーで大ブレイク。スティーブン・スピルバーグ監督『レディ・プレイヤー1』のオーディションでメインキャストであるダイトウ/トシロウ役に抜擢され、ハリウッドデビューを果たした。近年の映画出演作に、 『海獣の子供』『トゥレップ』『蜜蜂と遠雷』(19)、『キャッツ』(20)などがある。映画『蜜蜂と遠雷』で第43回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞。またメ〜テレ制作の連続ドラマ『本気のしるし』(19)にて初の連ドラ主演を果たした。2020年は世界中で再演を重ねているミュージカルの金字塔「ウエスト・サイド・ストーリー」の日本キャスト版Season2(主演:トニー役)に出演。

撮影/高橋那月、取材・文/横川良明、企画・構成/藤坂美樹、ヘアメイク/KEIKO、スタイリング/添田和宏、衣装協力/Tシャツ¥17,000/クルニ、シャツ¥4,500/キャスパージョン、パンツ¥9,000/リドム(すべてシアン PR TEL:03-6662-5525)
シューズ¥18,000/アシックス(アシックスジャパン株式会社 お客様相談室 TEL:0120-068-806)
メガネ¥50,000/ルノア、グラスホルダー¥22,000/ラ・ループ(ともにグローブスペックス エージェント TEL:03-5459-8326)
※全て税抜き価格

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