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Travis Japan、シンクロダンスの秘訣は“強い絆”にあり? 『anan』表紙初登場を機に考える

リアルサウンド

20/4/24(金) 6:00

 ジャニーズJr.たちにとって、登竜門的存在になっている雑誌『anan』の表紙。5月7日発売の2199号では、ジャニーズJr.内グループのTravis Japanが表紙に初登場する。「家ストレッチ&家トレのススメ。」という特集が組まれており、Travis Japanのメンバーたちが鍛えている部位や自慢のパーツなどに言及している。付けられているキャッチコピーは「しなやかなカラダ、かたいキズナ。」。まさに、“しなやかなカラダ”から生まれるシンクロダンスと、仲の良さから垣間見える“かたいキズナ”を持つTravis Japanを表すのにピッタリの言葉ではないだろうか。

(関連:「Johnny’s World Happy LIVE with YOU」はこちら

 まず、Travis Japanを語る上で欠かせないのは、本人たちもいたるところで公言しているシンクロダンスだろう。3月30日に配信された『Johnny’s World Happy LIVE with YOU』を見ても、それが分かる。パフォーマンス中、足や手などのパーツがアップで映し出されたり、全体のフォーメーションが映されたりと、カメラアングルが次々と変わっていたがどの場面を見ても統一感があり、安心感すら覚える。とりわけそのシンクロっぷりは見事で、体を倒す角度が少し違うだけでも目立ってしまうほどであった。こうした本格的なパフォーマンス以外でも、彼らのダンススキルの高さを感じる場面は多々ある。例えば、1月16日にジャニーズJr.チャンネルにアップされた、童話「どんぐりころころ」に合わせて本気ダンスを披露している動画。メンバーの吉澤閑也が振付を担当し、ダンスを披露しているのだが、童謡に合わせているとは思えないほどシンクロしつつ、キレキレ。「どんな音楽でもTravis Japanらしさを表現できる」ということの証明になっている。

 こうしてダンスがシンクロするのは個々の身体能力の高さも然ることながら、メンバーたちの絆があってこそだろう。もともと楽しそうに7人でワチャワチャするところがTravis Japanの魅力であるが、ここに至るまでに彼らは様々な苦難を乗り越えてきている。2017年11月に加入した松田元太、松倉海斗の2人も、メンバーたちに追いつこうと、想像を絶する努力を重ねてきたであろう。だからこそ、より一層強い絆が生まれたのだろう。

 その「絆」はちょっとした瞬間にも感じることができる。ジャニーズJr.チャンネルなどを見ていると、メンバー同士いじりあったりもするのだが、最終的には誰も嫌な思いをしないようにフォローし合う姿がある。直近2週連続で配信されている「【初ドライブ】カーナビ禁止で開運スポット巡り」でもそうだ。運転に不慣れな松倉の運転で豪徳寺を目指している途中、ナビゲーター役の七五三掛龍也が道を見失った場面があった。すると「(松倉)海斗の好きな方に行こう」「右行こう、お前右好きだもんな」と他のメンバーたちが次々とアドバイス。途中、かなり狭い道に侵入してしまったときも「先の見えないドライブも大切だよ」とすかさずフォローしていた。ああ、なんて心優しい人たちなのだろうか。こういった絆が手に取るように見えるからこそ、彼らを応援せずにはいられない。

 デビューという夢に向かうための結束があってこそ、Travis Japanの武器であるシンクロダンスが誕生していることを考えると、彼らの本当の強みは「思いやり」「心の絆」「一体感」という人間力的な部分なのではないかと感じてくる。かつて、初単独主演舞台『虎者-NINJAPAN-』上演にあたり、雑誌のインタビューで「にぎやかで笑いが絶えない。みんなでいる時間が好き」(松倉)、「7人でよかったなって思う」(七五三掛)、「自分たちの個性、仲の良さ、絆、それが一番見えるのが今回の舞台」(宮近海斗)と語っていたことがあった。このコメントから、彼らがTravis Japanというグループを愛していることがひしひしと伝わってくる。そして、そのメンバー愛があるからこそ、我々もTravis Japanを愛して止まないのである。(高橋梓)

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